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「山崎元のオトナのマネー運用塾」を読んだ

 10年以上前の本なので内容は今となってはまあよく知られている事柄が多いですが、この本で気に入ったのは前書きと後書きです。

 マネー運用は今や重要な生活技術の一つですが、同時に上質な楽しみでもあります。もちろん人生にとってお金はシリアスな問題ですが、だれにとっても真剣な問題であるがゆえにマネー運用はオトナが十分に楽しめるゲームになってます。
 ここでいうオトナとは、自分を客観視できる程度の人というぐらいの意味です。年齢の問題ではありません。たとえば投資に必勝法があると思っていて、かつそれを他人が教えてくれるかもしれないと思っているようなコドモを本書は相手にしないということです。


 どうですかこれ。
競馬やパチンコやFXの情報商材を買っちゃうような人が該当しますね。
あとは自分で研究せずに人に聞く人。
こういう人を最初にばっさり切ってしまえば少しはマシな話ができます。
さらに、

 1000円で買った株が、800円に下がっても、「売らないうちは損ではない」と言い張っているあなたは危険なタイプです。「1000円で買ったこと自体は失敗だった」と冷静に自己評価して、気持ちが切り替わるようなら大丈夫でしょう。「そうだ」と思えるあなたには本書の読者の資格があります。つまり、マネー運用を楽しめる人です。



 これは心構えの話ですが、気持ちの余裕のない人とまともなお金の話はできません。
後書きでは、

 お金の運用は非常に面白いゲームであり、知的興味の対象でもあるのに、これを面白く語った文献が、日本にはごく少ないということを筆者はずっと不満に感じていました。



 自慢話、海外文献の受け売り、底の割れた必勝法、読者を馬鹿にしきった初心者向けの入門書で書店の棚があふれていると。
これはまったく同感です。
じゃあ俺が書いてやる、となる数少ない志の高い人の一人が山崎氏だと思います。
この志だけでも買いたいです。
最近の本も読んでみようかな。

山崎元のオトナのマネー運用塾―自己責任で真剣に楽しむ人のための96項


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