配当金生活は株を保有し続けて配当金を受け取り続ける事を目的としています。

そのため一度買った株は基本的に売りません。売らざるを得なくなるような、緊急避難的に売る事を前提とした株の買いかたはそもそもしません。

だから基本的に俗に言う損切りはしません。

しかしこれはちょっと説明を要します。言葉が足りないと誤解を招きそうです。


配当金生活は一度買った株は何が何でも売らない縛りプレー(あえて自分に制限を課してゲームを楽しむようなスタイルのこと)ではありません。

株を買った前提が崩れれば、速やかに売って現金にするべきです。その時にマイナスになっていれば、それが損切りという事になります。

ここで言う前提とは、予想に反して株価が下がったとか、一時的な悪材料が出て株価が下がったとか、そういう事ではありません。

株を買う前にはひととおりの調査を尽くしているはずです。その結果ゴーサインが出て株を買っているはずですから、その前提が崩れた場合という事です。

この調査が甘く自分のやってる事がよく分かっていない人ほど、無意味な損切りが多くなるはずです。


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また当然、資金の全てで配当金生活用の高配当株を買う必要もありません。

株式投資をするなら純粋に値上がり益目的の投資もするでしょう。

値上がり益を目的として株を買う場合、勝つ場合もあれば負ける事もある。目論見(もくろみ)が外れた場合は、すみやかに損切りする必要があります。

これは当然の事でしょう。


値上がり益目的の投資と、配当金生活のための投資をはっきり分けるべきです。

値上がり益と配当金は同じ利益であって区別すべきではない、というのは投資理論、頭の中だけの話です。

ここには「生活」の観点がありません。

配当金生活の基盤は安定した配当収入にあり、現実の生活の基盤を机上の理論に託すわけにはいきません。

株式投資は無くなっても良い金でやれ、などど甘い事を言ってる場合ではないのです。


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