配当金生活は株式を保有して配当金を受け取り続ける事を目的としているので、株式会社の永続性を前提としています。

いくら配当金を貰っても、会社が潰れてしまったら元も子もないわけです。

そこで最低限確認しておく指標がいくつかあります。

この記事は初心者向けです。(用語はなるべく平易な表現にしています)


財務分析は詳しくやるとキリが無いし、詳しくやれば株で勝てるという訳でもありません。

財務に詳しければ株式投資で成功できるなら、会計士はみな億万長者になってしまいます。

だからと言って会計用語を何も知らないで株を買うのは、競馬新聞の読み方を知らずに馬の名前や自分の誕生日で適当に馬券を買うのに似ています。

株式投資で競売新聞に相当するのは、四季報です。

最低限、四季報の数字の意味が分かれば株式投資は出来る訳です。実際ベテランの投資家でも四季報のみを参考に実績を上げている人もいます。


四季報を開いて、「自己資本比率」「利益剰余金」「有利子負債」「営業CF」の4つの数字を探します。

この数字の意味が分かれば、財務的に危ない、配当金生活に向かない地雷銘柄は回避できます。


・「自己資本比率」

これは四季報を開いて「自己資本比率」の文字を探せばパーセントで書いてあります。

倒産しない会社、という意味では高ければ高い方が良く、低すぎるのは危ないので駄目です。40~50%以上が一応の目安です。

配当金狙いなら、20%以下の銘柄は最初に候補から外すべきです。

まだまだこれからの新興企業なら20%以下でもありかもしれませんが、それはまた配当金生活とは別枠の投資になってしまいます。

総資本のうち自己資本の占める割合が自己資本比率になります。四季報にそのまま書いてあるのでとりあえず難しい事は考える必要はありません。

慣れてきたら過去の自己資本比率の推移を調べれば、借金が増えてるのか減ってるのか分かります。借金がどんどん増えていると自己資本比率が低くなっていってるから、すなわち危険な状態という訳です。


・「利益剰余金」と「有利子負債」

会社の貯金と借金です。利益剰余金から有利子負債を引いたものが、会社の正味の貯金額になります。

配当の観点から言えば、貯金額が多ければ多いほど長く配当を続けられるので安全域が大きい訳です。

さらに配当の観点だけから言えば、借金である有利子負債は少なければ少ない方が良いです。

有利子負債が多い銘柄は候補から外すべきです。


・「営業CF(キャッシュフロー)」

これも四季報に載っています。なぜここを確認するかというと、営業CFは企業のキャッシュを稼ぐ力なので、借金を返済する能力も示すからです。

一般的に有利子負債が営業CFの10倍もある企業は避けるべきです。5倍以下が望ましいでしょう。

まともな企業なら営業CFは安定しているはずなので、これが連続でマイナスになるような銘柄も危険です。


人間で言うと稼ぎが良くて貯金が多く借金が少ない、その状態を安定して続けている人に投資しろという事です。

ヤバい人には金を貸さないように、ヤバい会社はいずれ行き詰るので近寄ってはいけません。

ここが出発点であり、永続する会社にだけ投資して配当金を貰い続けましょう。

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