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雨月物語「貧福論」と江戸時代の金融リテラシー

「雨月物語」の作者は上田秋成で江戸時代後期の人、高校の文学史で習った記憶のある人も多いかもしれません。江戸時代の水木しげるみたいな人かな?違うか。

で、「雨月物語」のなかに貧福論という話があります。

「貧福論」は、いわゆる銭神問答のひとつである。主人公の岡左内は岡定俊、岡野左内ともいい、蒲生氏郷につかえた。氏郷の死後浪人し、上杉家に仕官(一万石)した。岡左内は当時、金銭にまつわる逸話が伝えられた人物で、色々な書物にその名が見える   wikipediaより引用



そうです、守銭奴の戦国武将、岡左内の話です。 過去の記事:昔からどケチは嫌われる?守銭奴の戦国武将の話

金銭は汚い物なのか?日本ではカネカネ言う奴を見下す風潮があります。特に中学から高校生ぐらいの多感な年ごろの人間が金銭について言及することを嫌う空気があります。
しかし、本当にそんなことで良いのか?という疑問は昔の人も持っていたようです。
岡左内も悩んでいたかもしれません。

貧福論 現代語訳
貧福論 原文
もう少し分かり易い要約

流し読みでいいので目を通して欲しい文章です。
倹約と仕事に励み、時を得れば富貴になれる、善悪は関係ないんだぜ、と金の精が説きます。
あと、金の精なので世話をしない人の元には集まりません。

私が特に好きなのは以下の部分です。

>かくいへど富貴のみちは術にして 巧なるものはよく集め 不肖のものは瓦の解くるより易し

「そうはいっても金融は技術なので、上手ければ儲かり、下手ならあっというまに減らします」

金の精にこんなこと言われたら、上達するように努力するしかありませんよね。
運不運のせいにしたりするのは言語同断です。

高校生ぐらいのお子さんがいるなら読ませてみるのも将来のためにいいかもしれません。古文だから受験勉強の足しにもなるでしょう。
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コメント

No title
金融りてらしい、と言うわりにはカネのことを話すのが憚られる空気があるのはおかしいですね。
金持ちほどカネの話をどんどんするといいますが。
若い頃の金融教育は是非しておいたほうがいいと思います。
それをして欲しくないのはカモがいないと困る金融業界かもしれませんけど。
Re: No title
> 金融りてらしい、と言うわりにはカネのことを話すのが憚られる空気があるのはおかしいですね。
> 金持ちほどカネの話をどんどんするといいますが。
> 若い頃の金融教育は是非しておいたほうがいいと思います。
> それをして欲しくないのはカモがいないと困る金融業界かもしれませんけど。

最近は政府も官公庁や教育の現場で金の話をするようになったみたいですよ。
いよいよ国で面倒をみれなくなったので、お前ら自分で少し考えろというわけです。
いまさら遅いですがやらないよりはましかと。

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