関連コンテンツ

資産を遺して去ることの是非

早期リタイアを検討する時、いつも話題になるのが、「結局いくら(資産額が)あれば早期リタイアできるのか?」ということです。

私はこれは言い換えれば、「いくらあれば自分が死ぬまでもつか」ということだと思ってました。
金融電卓を使って金融資産額、運用率、自分の予想余命と平均支出、インフレ率や年金支給額などの要素を検討すれば一応の計算はできます。

この方式だと、どれだけ早くリタイアしたとしても、またどれだけ長生きしたとしても必要な金額の上限はせいぜい2億円でしょう。
下限は2000万くらいでしょうか。この場合は多少アクロバティックな生き方が必要になりますが。

ただし、この計算方法は自分がこの世を去る時に金融資産がゼロに近づくことを前提にしてます。実際、遺産を遺す人の残存資産の中央値は500万から1000万円だそうです。これは老後不安の心理を考えたら最低限の金額でしょう。

この考え方だと2億円は明らかに過剰です。タンス預金ならともかく、実際はある程度運用するはずだからインフレ率を考慮しても使い切れない可能性があります。使いきりを前提にすると真の適切な上限は1億円あたりかもしれません。

これは労働者か資本家かという社会階級の問題かもしれません。この世を去る時に残存資産がゼロに近づく人は早期リタイアできたかどうかに関わらず、労働者として生きたということになるのかも。
労働者は自分が労働を止めてしまった後は資産が減るのが普通ですが、資本家は資本が働くので増えるのが普通なのです。資本家として生きた人は失敗しなければ死ぬまで資産が増え続けるので、使い切りという考え方がありません。

「お金もちの教科書」を読みながらそんなことを考えていました。やはり5000万円を超えたあたりで人は迷い始めるのかもしれません。

「金利で食うのは庶民の夢」ですが、そんな庶民の考えでは多分死ぬ時に後悔します。庶民たる労働者なら使い切るべきだし、お金持ちたる資本家なら資産を残して死ぬのは当然で後悔するようなことでもないのでしょう。

お金持ちの教科書



お金持ちの教科書



関連記事

スポンサーリンク



にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


コメント

No title
逃げ切り計算、いつもちょこちょこしてしまいますね。
毎年の運用を5%とか都合よく設定すれば資産増加型リタイアもできるのですがw
資本家がいいなあ。
Re: No title
> 逃げ切り計算、いつもちょこちょこしてしまいますね。
> 毎年の運用を5%とか都合よく設定すれば資産増加型リタイアもできるのですがw
> 資本家がいいなあ。

資本家への道はなかなか厳しそうです。どちらに舵を切るか悩みますが、選択肢がある人は幸運なんでしょうね。

スポンサーリンク


コメントの投稿

非公開コメント