ポートフォリオ(リスク資産と無リスク資産の組み合わせ。その割合)を組む理由の内、一番大きなものは資産の価値保全です。守りを固めるということです。

資産を現金で持っているとインフレで目減りするので、何らかの形で運用する必要がありますが、大事な資産を無用なリスクに晒したくはありません。リスクを避けてインフレ率に負けるのも、インフレを恐れて無用なリスクを取るのも避けなければなりません。目的は資産の価値保全ですから、すなわちその最適比率を求めるために必要なのがポートフォリオ理論ということになります。

株式の長期のリターンが6から8%ぐらいで、債券はそれ以下なのでどう組み合わせてもリターンはそれ以下になります。目的は資産の価値保全なのでリスクとリターンを勘案すると、どのような時代でも安全運用すると期待リターンは3%前後になります。

このリターンで資産を守りつつ資産運用だけで安全に食っていこうとすると最低1億円、できれば3億円以上は欲しいところです。

サラリーマンの生涯年収が1億円から3億円ぐらいと言われているので、偶然か何か分かりませんが金額がぴったり符合します。(今は非正規労働者が多いので生涯年収にも幅があります)

ポートフォリオ理論を本当に必要としているのは、サラリーマンの生涯年収分以上の資産をすでに持っている人達なのです。資産額が大きいと1%以下の違いでも大問題です。

ではサラリーマンにはポートフォリオ理論は必要無いのかというと、これは難しい問題です。資産額が少なくなるほど、パーセンテージより絶対額が重要になってくるからです。

長くなりそうなので、ひとまずここで終わります。

資産運用のパフォーマンス測定―ポートフォリオのリターン・リスク分析


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