関連コンテンツ

ETFしか売買しない個別株投資家

ETFしか売買しない個別株投資家…これ、私のことです。

景気の停滞期には割安株投資ほど面白いものはありません。しかし景気の拡大局面においては相場の上昇に伴って投資すべき案件が減っていくので、あえて今個別株に新規に投資する動機がどんどん薄れてくるのです。

しかし景気拡大を予想しているのに買わないという選択はナンセンスなので、取りこぼしを避けるためにETFを利用するのです。これが私が現在ETFしか売買していない理由になります。

一方で景気の拡大を予想しているわけですから、以前から仕込んでいる高配当株はそのままホールドです。たまに失望銘柄を売るぐらいです。

ここ2年くらいはキャピタルゲイン狙いの売買はETFを利用して行っています。難しいやり方は使わず、古典的な移動平均線やボックス理論、出来高や信用取り組みなどに注目するオーソドックスなやり方です。

難しいやり方をしていないのは景気拡大局面が続くと予想していたからで、基本上昇トレンドが続くなら余計な事をしない方が儲かるからです。余計な事とは、移動平均から上方に乖離した時の高値掴み、下方に乖離した時の狼狽売りなどです。これらは相場の方向性について定見を持っていれば回避できます。

このやり方(トレンドフォロー)の欠点は、トレンドの転換点を見極めるのが難しい点と、トレンドの転換点付近でポジションが膨らむ危険性がある点です。

例えば日経平均2万円は数年前の水準に比べて高値に見えますが、もし強い上昇トレンドが発生した場合は昨日の高値が今日の安値となるので、様子見をしていた人は置いていかれます。株価の節目節目で同じことが起こり、トレンドについていけない負け組が大量に発生します。

これを何度も何度も繰り返すと、相場は最後まで上昇についてきた少数の勝ち組と、振り落とされた多数の負け組で構成される事になります。やがて異常値まで騰がった株価を正当化する理論が生まれ、振り落とされた多数の負け組や様子見組が「安心して」相場に参加するようになった時にバブルが発生します。

つまりトレンドフォローでうまく勝ち抜けるには、何度も何度も振り落としに耐えた末に、バブルが発生して進行した後に降りなければなりません。これは超難度のゲームです。尋常な握力ではありません。

たいていはトレンドの転換点を見誤って早売りするか、もしくはトレンドの頂点で大きなポジションを抱えたままになり大損します。

こういう「修羅の道」から自由になったのが持ちっぱなしのインデックス投資です。タイミング投資で最終的に勝ち抜けるには日頃の研鑽が最低限必要なので、私はどんなに株価が高値に見える時でも相場から完全に足を抜くことはしていません。

関連記事

スポンサーリンク



にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


コメント

No title
ここ2年ほどの相場で握力の大事さを学びました。下手に動かず、
ひたすら株を握りしめているのがベストの戦略でした。

この戦略がいつまで通用するのかは分かりませんが・・・
No title
そういや、松井証券ってETFの売買手数料が1日あたり10万円までは無料なんですよね、そのためだけに口座開設しようかなと思っています。ETFって信託報酬は安いけど、売買手数料がちょっと張るんですよね。。。
Re: No title
> ここ2年ほどの相場で握力の大事さを学びました。下手に動かず、
> ひたすら株を握りしめているのがベストの戦略でした。
>
> この戦略がいつまで通用するのかは分かりませんが・・・

握力強くないと10倍株は無理ですからね。もしくは握力が問題にならないほど張りを落とすか。
張りを落としすぎると投資する意味も薄れてくるので、このあたりはギャンブル論になりますけど…

トレンドの転換点が事前に分かったら苦労しないので、リスク管理で時間を稼ぐしかないですね。時間を稼げばだんだん転換点が明らかになってくるかもしれません。
Re: No title
> そういや、松井証券ってETFの売買手数料が1日あたり10万円までは無料なんですよね、そのためだけに口座開設しようかなと思っています。ETFって信託報酬は安いけど、売買手数料がちょっと張るんですよね。。。

カブドットコムのフリーETFを使うか、信用買い→現引きで手数料を節約する小技がありますね。私は信用買いを使ってます。
いずれにしてもある程度のロットでスイングするなら信託報酬や手数料はあまり気にしませんね。経費より機会損失の方が大きいので資産運用というより勝負事に近いですね。
No title
こんばんは
自分も一部、高配当銘柄を持っていますが、
株式が低迷していた時代にごろごろしていた高配当株は含み益がかなりなものもあります。
配当生活を目指すと生活資金を捻出するためには株を持ち続ける必要があります。
持ち株は農家でいえば「種もみ」みたいなものかと思います。
売却すると大体税金を払い配当はもらえなくなりますので、売るに売れない所があります。
高配当株生活は憧れますが、ポジションが大きいと精神的にはしんどいだろうなと感じたりもします。

自分も今のところ主にETFを購入しています。(他はテーマ性がある中小型株を少々)
ETFは銘柄にほれ込むことがなく機械的に利益確定できるのであまり面白いものではありませんが、
気に入っています。
バブルは終わってみないとピークは分からないと思いますが、おっしゃられるように
出遅れた個人投資家が期間損失を埋めようと大挙する頃がピークだと思えます。
人間やって失敗したことより、やらずに損したことを深く悔やみますので…
株は最週的には需給なのでその人たちが買った株を買上がってくれる投資家はいなければ暴落でしょう。
バブルの前に降りるのか、バブルを確認して素早く降りるのか判断が難しいです。
大変参考になる記事でした。ありがとうございます。
Re: No title
> こんばんは
> 自分も一部、高配当銘柄を持っていますが、
> 株式が低迷していた時代にごろごろしていた高配当株は含み益がかなりなものもあります。
> 配当生活を目指すと生活資金を捻出するためには株を持ち続ける必要があります。
> 持ち株は農家でいえば「種もみ」みたいなものかと思います。
> 売却すると大体税金を払い配当はもらえなくなりますので、売るに売れない所があります。
> 高配当株生活は憧れますが、ポジションが大きいと精神的にはしんどいだろうなと感じたりもします。
>
> 自分も今のところ主にETFを購入しています。(他はテーマ性がある中小型株を少々)
> ETFは銘柄にほれ込むことがなく機械的に利益確定できるのであまり面白いものではありませんが、
> 気に入っています。
> バブルは終わってみないとピークは分からないと思いますが、おっしゃられるように
> 出遅れた個人投資家が期間損失を埋めようと大挙する頃がピークだと思えます。
> 人間やって失敗したことより、やらずに損したことを深く悔やみますので…
> 株は最週的には需給なのでその人たちが買った株を買上がってくれる投資家はいなければ暴落でしょう。
> バブルの前に降りるのか、バブルを確認して素早く降りるのか判断が難しいです。
> 大変参考になる記事でした。ありがとうございます。

確かに配当金生活は持ち株を売るに売れないジレンマがあります。配当利回りを基準に機械的に売買するやり方もありますが、債券と違って配当は変動するのでタイミングは難しいですね。ポジションの大きさについてはリスク管理を徹底するのと、慣れの部分が大きいと思います。最終的には性格ですね。向いてない人は寝れなくなります。

トレンドについては私もごちゃごちちゃ書いてますけど、乗りこなすのは並大抵の事ではないので、うまく出来るとは思わない方がいいですね。もちろん最大限努力はしますが、裏目を引くことを考えてリスク管理した方が良いでしょう。

コメントの投稿

非公開コメント



スポンサーリンク