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旨い儲け話が発生する構造

うまいはなし【うまい話】

不自然なほど都合の良いもうけ話。 「 -には裏がある」 大辞林 第三版


不自然なほど都合の良い、というのがポイントですね。

なぜ他人が儲け話を自分に持ってくるのか、ということを考えると、理由は大抵2つあります。儲け話によって人間関係を繋ぎ止めたい場合と、純粋に出資者を必要としている場合です。この出資金というのは、誰にでも用意できる小金の事ではありません。現時点ではその人しか出さないような大金の事です。つまり立場が強く大金を持っている人には旨い話が構造的に舞い込みやすいのです。

この2つに当てはまらない場合は、「不自然」で「都合の良い」話となり、詐欺師であろうということになります。つまり立場も弱く資本も無い庶民に儲け話が回ってくる可能性は低いというのが構造的に成り立ちます。

ただ儲け話はともかく、チャンスの時にまとまった現金があるのは強いです。特に不動産の場合は額が大きいので、大金を持っているというだけで立場は強くなります。不況で信用収縮が発生している場合はなおさらです。庶民でも状況によっては自力開発の旨い話はありえます。


もう一つのポイントは、「旨い話には裏がある」つまり「裏」を考えるという事です。
また、「裏」を考えるという行為自体に、落とし穴があります。

オレオレ詐欺(特殊詐欺)のような程度の低い詐欺は、ちょっと冷静になれば誰でも詐欺と分かります。ストーリーに整合性が無いし、また数打ちゃ当たる方式の詐欺なので、ダメならどんどん次に行くだけです。

もう少しこみ入った詐欺になると、対象を研究してある程度整合性のあるストーリーを組み立てます。これはコストも時間も掛かっているのである程度の成功率は見込んでいるでしょう。主に金融リテラシーの低い老人などを狙いますが、冷静な人が「裏」を考えれば儲け話に必然性が無く、やはり詐欺であると気が付くでしょう。

最後の段階は、ピンポイントで金持ちを狙う場合です。そうです、青木雄二先生の話です。十分に整合性のあるストーリーが組み立てられ、心理的な罠が2重3重に仕掛けられます。また青木雄二先生には名声もあれば現金もあり、旨い話が舞い込む条件は揃っています。さらに詐欺師も一発勝負で必死、背水の陣の体制でした。駄目でもともと、使い捨てのバイトを使うオレオレ詐欺とは訳が違います。

また金融リテラシーが高く、「裏」を考える頭がある人ほど、整合性の取れた美味しい話には弱いものです。思考と心理の落とし穴だったのでしょう。

新ナニワ金融道青木雄二物語2 (SPA COMICS)



青木雄二本人も自分を騙した詐欺師を「魅力的なキャラクター」としています。うまくハマった詐欺は一種の芸術?は言い過ぎにしても、漫画のネタにはなりますね。
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コメント

No title
自分にはそんなレベルの高い詐欺は来なさそうで安心しました。
Re: No title
> 自分にはそんなレベルの高い詐欺は来なさそうで安心しました。

詐欺に合う率ってどのくらいなんでしょうね。オレオレ詐欺はかなりの確率で遭遇しているみたいです。

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