ジム・ロジャーズ初公開! 自ら実践、儲かる株情報の読み方

日本で大人気のジム・ロジャーズです。ひょっとしたら日本でだけ人気なんじゃないかと最近思っています。
ジム・ロジャーズは投資成績を公開していないので、伝説がひとり歩きしているような気がします。予言者的な(ちょっと胡散臭い)言動と合わせて、そこがこのおじいちゃんの魅力なのかも。

それはともかく、初公開!というわりには今では常識的な事が語られています。ただしジム・ロジャーズ自身が有名にした理論も含まれている内容です。もはや無料で公開するぐらいの情報なのでしょう。

チェックしているのは中央銀行と金利の動きである。通貨の動き、商品市場の動きに関するニュースも必ず読む。


水が高い所から低い所に流れるように、お金とモノの流れは常にチェックしておきます。個別企業の動向はその後の話です。

個別株の評価に関しては、PERやPBRといった指標については語られません。
重要なのは「利益率」「負債資本比率」「株主資本利益率」。

このように投資には企業のお金の流れを把握することが欠かせない。その企業の財務状況を正しく知るためには数字に強くなければならない。もしあなたが数字に弱ければ、強くなるまで投資をするべきではない。最終的に投資するかどうかを決めるのは数字なのである。



ここでハードルを上げ過ぎると読者が離れるので、ジムはフォローも入れておきます。

こんなにも情報収集するのは自分には無理だと嘆く人もいるだろう。安心していい。現代の投資家には上場投資信託(ETF)というものがある。20年ほど前に登場したもので、今では世界中にたくさんの商品が出回っている。(中略)これなら腰を据えて年次報告書のページを繰り、何百という企業の経営を評価する必要はない。エネルギーなど分野別に特化したETFもたくさん存在する。ETFは世界をシンプルにしているといえるだろう。



以後もジムの著書で繰り返し述べられている事です。

思考法には主に2種類ある。事実から結論を導く帰納法と論理から結論を導く演繹法だ。投資家にとってはどちらも重要である。私はこの思考法によって「株式が強いときは商品市場が弱く、株式が弱いときは商品市場が強い」理由がわかった。過去のマーケットを観察することで、株式市場と商品市場の間で、上昇トレンドが入れ替わることに気付いた。



私が気に入ったのはここですね↓

哲学的な思考法を身につけることで、世界で起きていることを冷静に正しく理解できるようになる。



アベノミクスで資産を増やした人は次の展開を考えていると思いますが、こういうことも。↓

これまで述べてきたことをあなたが実行したとしよう。10年後、あなたの資産は10倍になったので、今度は売ることにした。そのときが危険なのである。多くの人が勘違いしている。何もしないことが一番賢明という場合が時としてあるのだ。類いまれな成功を収めた投資家たちは、実は大半の時間をなにもせずに過ごしている。株を買ったら10年間は何もしない、事の成り行きを、世の中の変化をただ見守るのである。



これはジムの立場なら当然の見解ですね↓

大金を手に入れたいなら分散投資に抗うべきだ。投資は分散すべきだとアドバイスを受けることが多いだろう。しかしそれでは破産はしないものの、大金も手にできない。1970年も一次産品を買って10年間保有し、80年にそれを売って日本株を買い、90年にそれを売ってテクノロジー関連株を買い、2000年にそれを売っていたら、あなたは今頃大富豪になっていただろう。70年に投資を分散していたなら、ここ30年、ちっとも儲からなかったはずである。分散投資は安全だが、リッチにはなれないのだ。





ジム・ロジャーズは若い頃の冒険旅行記が面白いです。
若い頃と言っても、ウォール街で大成功した後の、いわば早期リタイア旅行です。若き大富豪は旅しても目線が違います。

冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)



↑私はバイクは無知なのですが、ジムも知識は無かったようで適当に選んだBMWで世界六大陸をガールフレンドと旅します。しかもガールフレンドにメカニックをやらせようとしたりw

冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)



↑2回目の世界1周は特注の真っ黄色のメルセデス(このセンスはどうなんでしょう)で旅します。たぶんジム・ロジャーズが日本で有名でファンが多いのはこの本が出たからじゃないですかね。私も一番のおすすめです。


最近だとジムは北朝鮮が有望だとか言って物議を醸していますが、決しておじいちゃんの世迷言と片付けられないのは、この当時もアフリカのワケの分からない国に投資して当てているんですよね…
結果が出るのに10年くらいかかったりするので、凡人には評価しずらいです。
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