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地方証券取引所の思い出(大阪証券取引所の場合)

あまりこういうマニアックな話題はPV数が稼げないのでやらないほうが良いと思うのですが、大阪証券取引所の思い出について。

大阪証券取引所

地方の証券取引所というのはもはや時代の遺物のような物で存在感は全くありません。大阪証券取引所ですら、先物(さきもの)などのデリバティブに特化して現物取引をやめちゃったぐらいですからね。大阪取引証券所、略して大証(だいしょう)は現在は大阪取引所に組織変更されているので大取(だいとり)と呼ぶべきですが、今でも大証って呼んじゃいますね。

デリバティブと言うと金融工学だとか欧米の先進的な取引に聞こえますが、世界で一番早く先物取引の公認市場が出来たのは実は日本で、江戸時代の大阪の米相場がその起源です。なので大証のルーツは先物にあり、先物の市場といっていいです。一方で現物市場の方も存在感は薄いものの、かつては確かに存在していました。

大証単独上場銘柄

単独上場銘柄、というのはその地方証券取引所にしか上場していない銘柄の事です。つまりかつては大証単独上場銘柄という大証でしか取引できない銘柄が存在しました。

これらの銘柄は現在東証に吸収されて上場されています。六甲バター(2266)とか王将フードサービス(9936)とか象印マホービン(7965)などの単独上場銘柄は割安に取引されていたので、合併後も保有を続けていた人は大儲けしたでしょうね。

東証との重複上場銘柄は東証上場に統合されました。かつての重複上場の場合は普通は東証の方が取引が多いのですが、一部の銘柄は大証の方が圧倒的に出来高が多く、これが大証現物市場の独特の存在感になっていました。村田製作所(6981)や日本電産(6594)などですが、なんといっても一番は任天堂(7974)でしょう。

初心者がこれを知らなくて東証に注文を出してしまうのもありがちでした。極端に板の薄い銘柄を成行注文で買ってしまったら悲惨で、東証との価格差が生まれるので裁定取引の機会をくれてやるようなものでした。私の事ですが、今となっては良い思い出です。

長くなったので次回に続きます。次回は大証ヘラクレス市場編です。

先物・オプション検定


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コメント

No title
そうそうヘラクレスありましたね。
重複上場の場合はどっちの市場のほうが安いのかな、とか観てたこともありました、あまり変わらないことが多かった気がしますが。
Re: No title
> そうそうヘラクレスありましたね。
> 重複上場の場合はどっちの市場のほうが安いのかな、とか観てたこともありました、あまり変わらないことが多かった気がしますが。

機関投資家は任天堂(7974)は大証で取引する事が義務だったらしいです。(金融商品取引法第40条の2第1項)
任天堂(7974)を東証で取引する事は顧客にとって最良の条件ではなかったという事です。
じゃあなんで東証に上場してたのって話ですが。

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