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「金持ちはけち」は米国だけ、の謎。「独裁者ゲーム」って?

「金持ちはけち」は米国だけか、日欧の「謎」で新研究-鍵は貧富の差

>(ブルームバーグ):所得格差が大きいほど、金持ちは施しをしなくなる。米国で最近行われた研究でこんな傾向が分かった。
米科学アカデミー紀要に今週発表された研究は、貧富の差と利他主義との関係を調べた最初のものだ。米国でのこれまでの一部の研究では、金持ちは中産階級よりもけちであることを示した。しかし欧州と日本での研究では、同じ傾向は見られなかった。

金持ちが中産階級よりもけちである、というのは体感的にはなんとなくわかります。しかしこの傾向が顕著なのは米国だけであるという調査結果が一部の研究では、出ているそうです。その謎を解く鍵が、金持ちが経済格差の大きい地域に住んでいるか否かにあるという仮説を立て、こんな実験をしました。

>研究者らは全米の1500人を対象とした既存の研究の結果を参照した。同研究では「ディクテーター(独裁者)ゲーム」という方法を使って人々の利他精神を測定する。参加者は10枚の慈善を目的としたくじ券を与えられ、その一部を匿名の他の参加者に譲渡する機会を与えられる。
今回の研究はその結果を各州の所得格差の度合いと比較した。すると、格差が大きい州に住む金持ちは、格差が小さい州の住民に比べけちであることが分かった。

つまり米国社会の経済格差が日欧に比べて大きいから、全体としてより傾向が強まるようです。米国は資本主義の総本山ですから、つまりこれが資本主義社会の本質かもしれません。

ところで、この「独裁者ゲーム」の詳細が気になったので軽く調べてみました。心理学や経済学では有名なゲームらしいですね。

基本的には1対1でやるゲームらしいです。例えば1000円というお金が最初に与えられ、その配分を独裁者になった1人が決めることができます。配分を受ける方に拒否権はありません。独裁者なので。

これだと独裁者が1000円を取り、相手に1円も渡さないのが合理的に思えます。しかし実際には2割くらいは渡す人が多いようです。それはなぜか?と考えると心理学や哲学になるし、統計を取るから経済学にもなりますね。

参加人数を増やしたり、匿名でやるか記名でやるかとか、お金の設定や配分に労働性を加味するとか、設定をいじることによって全然違ったゲームになるのも面白いですね。

「最後通牒ゲーム」というのもあります。「独裁者ゲーム」のルールに、拒否権を加えたものです。配分割合が納得できなければ拒否してもよく、その場合は双方の取り分がゼロになるというゲームです。これは考えただけでも面白そうな実験ですね。いろいろ論文があるようなので、暇つぶしに捜して読んでみようかと思います。

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コメント

No title
独裁者で居続けるためには革命を起こされないようにしないといけないから、ほどほどには配分するんでしょうね。この割外が絶妙なのが日本だと聞いたことあります、だから市民革命なんかも起きたことがなく、市民がおとなしい。
日本は被支配層がギリギリ我慢できるレベルに押さえつけているそのさじ加減が素晴らしいそうですよ。
Re: No title
> 独裁者で居続けるためには革命を起こされないようにしないといけないから、ほどほどには配分するんでしょうね。この割外が絶妙なのが日本だと聞いたことあります、だから市民革命なんかも起きたことがなく、市民がおとなしい。
> 日本は被支配層がギリギリ我慢できるレベルに押さえつけているそのさじ加減が素晴らしいそうですよ。

大学や研究機関が色々データを取っているので、統計を頼りにそういう考察もできますね。

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