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資産取り崩しで生活するか、元本部分に手をつけずに運用益を使って生活するかの話

早期リタイアが現実的なぐらいにお金が貯まってくると、将来的にこれを取り崩して生活するか、元本部分に手をつけずに運用益を使って生活するかというのは悩む所だと思います。

それはその人の勝手なので好きなようにしたらいいと思いますが、それで終わるのも何ですので考え方の参考として要点を自分なりに整理してみたいと思います。

いきなり余談になりますが、私は早期リタイアの資産運用の究極の理想形は100%国債運用だと思います。価格変動リスクはゼロで、為替リスクもゼロ、確定利付投資つまり毎年決まった額の生活費が確実に入ってきます。この確実というのが重要です。早期リタイア的にはこの優雅さにくらべたら株式リスク運用(個別株でもインデックスでも同じ)なんてカスです。

不確定な未来に一切期待も悲観もせず、年年歳歳決まりきった利子だけを受け取って心安らかに暮らす事ができます。国債の暴落リスクはありますが、30年といった超長期国債を買う事ができれば途中でいくら暴落しても関係ありません。満期まで持ち切れば元本が保証されているからです。

しかしながら、株式配当金生活でも夢に近いのに、国債利子生活なんていくら資金が必要なのか夢物語を通りこしておとぎ話に近いものがあります。それに日本国債は10年債より上の超長期国債は機関投資家か超大口の個人しか買えないようなので、なおさら机上の空論になります。

それに…ここまでで気がついている人も多いと思いますが、国債が暴落するような経済状況になったら、悪性インフレが進行している可能性が高いので、利子収入だけで生活できるか怪しくなってきます。満期まで持ちこたえても超インフレになっていたら悲惨な老後になりそうです。

現実的な所では、もし私がドルで生活している人だったら、全資金で米国債30年物を買ってもう生涯の投資はそれで終わりにすると思います。超長期の米国債なら利回りも現実的なレベルです。日本国債と違って暴落の心配もほとんどありません。超長期国債のインフレリスクについては、なるべく利回りの高い(価格の安い)タイミングで仕込むぐらいしか対処の方法はありません。そのリスクこみの利回りですが、他のリスクに比べたら知れていると思います。もはや若隠居生活で高いリターンは求めないので、余程の非常識なインフレにならない限り目的を達成できるでしょう。

しかし、実際の所はおそらくずっと日本に住んで日本円を使って生活していると思うので、これも考えてみるだけになっています。インフレリスクに加えて為替リスクまで負うとストレスのかかる投資になってしまいます。やるとしたらよほど円高に振れた時ぐらいでしょう。

つまり本当にやむをえず、取り崩しで生活するか運用益で生活するか、複合的に行くならどの程度混ぜるか、という複雑でリスクのある優雅でない方法を真面目に考えざるを得ない訳です。

余談で終わってしまいましたので、次回に続きます。
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コメント

No title
いつも楽しみに読ませていただいています。

確かに自国通貨の債券が安定しますよね。友達の元旦那がドイツの結構大きな銀行の運用部門にいたのですが、「株なんてカジノでルーレット回すのと同じ。債券最高!」だったらしいです。
証券会社も収益の大部分は債券収入です。

日本でインフレになると円も激安になるので、ドル建ても悪くないかもしれません。と考えて、先進国の外債も買っています。
Re: No title
> いつも楽しみに読ませていただいています。
>
> 確かに自国通貨の債券が安定しますよね。友達の元旦那がドイツの結構大きな銀行の運用部門にいたのですが、「株なんてカジノでルーレット回すのと同じ。債券最高!」だったらしいです。
> 証券会社も収益の大部分は債券収入です。
>
> 日本でインフレになると円も激安になるので、ドル建ても悪くないかもしれません。と考えて、先進国の外債も買っています。

自国の通貨がそこそこ高金利でかつ強ければ最高ですね。そんな国はアメリカしかないような気がします。かといって今から円でドルを買って為替リスクを負うのは旨くないです。アメリカ人が羨ましい。

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