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高配当株ポートフォリオの維持の問題について(減配の可能性)

前回は高配当株を買うタイミングの話でした。今回はタイミングよく高配当株を買い集め、理想的な高配当株ポートフォリオが出来たあと、さてどうするかという問題です。

タイミングを狙って買うのは、インカムゲインを生むポジションの安全性を高めるためです。そういう意味では必ずしも株価が上昇する必要はありません。配当さえ確保できれば、株価が下がっても問題は無いばかりか買い増しも検討できるからです。

ただ予想に反して減配があるようだと、この前提が崩れます。

日経平均と配当利回り平均の推移と比較_convert_20151130082013

アベノミクスではほぼ一本調子で株価が上昇し、増配ラッシュを経ても配当利回りは低下してきています。ここまで弱気筋を振り落しながら上昇してきた相場ですが、そろそろ本格的に弱気に転向しようとする人も多いのではないでしょうか。配当利回りの低下で言うと、あと0.5%ぐらい低下して1%前後ぐらいになれば前回の天井ラインです。見ようによってはまだ余裕があり、時間的な猶予はあると思いますが…

ただ…今後どうするかは私の中でまだ結論が出ていません。今までは果樹を手入れするように、細かく切ったり伸ばしたりして環境を整えてきたようなものです。今後大嵐や大地震が来るかもしれないのなら、根本的に退避する事も考えておくべきかと思っています。

しかし大災害が来ない内から果樹を処分してしまうと、インカムゲインという収穫物をみすみす失うだけです。株価が下落し始めた時に、それが一時的な調整か景気後退の入り口かを判断するのは難易度が高く、決断が早すぎても遅すぎてもいけません。あまり自分の相場観に自信を持ちすぎてはいけないということは、経験上微妙な感覚として持っています。

結局の所、今考えているのは折衷案です。自分の相場観が少なくとも半分くらいは当たる(半分は外す)として、

1 配当の継続性を基準に、持ち株を売る優先順位を付けておく
2 弱気に転向したら、優先順位に従って慎重に売っていく
3 最後まで売らない銘柄は、場合によっては空売りでつなぐ

儲けるというよりはインカムゲインを生むポジションを縮小気味に維持しながら、なるべく被害を少なくするという感じでしょうか。資金を残せればまた次の弱気相場で仕込む事ができます。リーマンショックではトヨタ(7203)でさえ史上初の減配に追い込まれた事を考えると、景気循環株は全て売った方がいいでしょう。

このやり方は中途半端で複雑すぎるので、上手く機能しないかもしれません。

ただしこれは直近の20年のように日経平均が2万円前後と1万円前後を行ったり来たりするような相場になった時の場合です。もし日経平均が2万円と3万円を行き来するような新しいボックス相場に移行すればこんな心配は要りませんし、そこまで行かなくても程ほどの株価位置でずっと停滞するような相場になれば、問題ありません。そうならなかった時の事だけ考えていれば良いでしょう。

前回の記事に比べて歯切れの悪い記事になりましたが、それだけ悩ましい問題ということです。買い時はルール化できても売り時は永遠の課題です。簡単な結論に飛びつくことなく、辛抱強く考え続けていくしかないでしょう。

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コメント

No title
悩ましいですよね。
消費増税のタイミングが大きな岐路と思っているので、調整始めました。
Re: No title
> 悩ましいですよね。
> 消費増税のタイミングが大きな岐路と思っているので、調整始めました。

基本的に万年強気ではあるんですけどね…

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