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「投資アレルギー世代」と「コンドラチェフの波」

景気循環のことを景気の波ともいいますが、古典的な経済学ではこれを短期、中期、長期波動などと分類しています。

まあ難しい事は抜きにして、今回は50~60年周期の長期の景気循環を「コンドラチェフの波」と呼ぶことだけ憶えてもらえれば結構です。景気の大底からピークまでが25~30年として50~60年を1サイクルで景気循環が繰り返されるという仮説です。

過去の統計から導き出された仮説で、しかも世界はめまぐるしく変わっていくのであまりアテにはならない話かもしれません。しかし世の中がいくら変わっても、人間の寿命という要素はそこまで劇的には変わらないので、科学水準や生産力、政治、軍事、経済思想を抜きにしてここだけ注目すればちょっと説得力があるかもしれません。

つまり50~60年もすればほとんどの人間が入れ替わるので、価値観の転換が起きやすいという考えです。ある大きな出来事から数十年もたてば、意識の断絶がおきますよね。戦争を知らない子供たちとか、バブルを知らない子供たちとか、インフレを知らない子供たちとか…

それに投資人口の主力は60歳以上の老人層ですから、50年と言わず25年もすればほとんどが退場されます。だから大底からピークまでが25年というのは理に適っているような気もします。バブルの崩壊を目の当たりにした「投資アレルギー世代」の老人層もそろそろ遺産相続の事しか考えられなくなっている時期です。

これからの世代はどんどん「投資アレルギー」が薄れていくころでしょう。当分の間は。

長期波動はピークをどこに設定するかで話がまったく違ってきますが、日本の場合は前回のピークをバブルの最盛期の1990年前後と仮に考えると、今がちょうど25年くらいですね。そうすると今は景気の天井どころか、今後数十年続く好景気の長期波動のスタート地点かもしれません。

まあカビの生えたような古臭い経済学だと思ってまともに聞く人も少ないでしょうが、人間の寿命という点で考えれば案外馬鹿にしたものでもないのかな、と思っています。

コンドラチェフ経済動学の世界―長期景気波動論と確率統計哲学


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