カテゴリ:資産運用

  • 2018/05/23資産運用

    セルインメイ(Sell in May)は季節要因に注目した株式相場のアノマリー(経験則)です。5月のこの時期になると耳にタコが出来るぐらいよく聞く相場格言です。アノマリーにはアテにならないものが多いですが、これはまず外れません。意味が広いからです。初心者のなかには、セルインメイを5月に暴落が来るから株を売れ、という意味に捉える人が多い(だって5月に売れって言ってるから……)ですが、実際のところこれは暴落時期を予言...

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  • 2018/05/22資産運用

    私がサラリーマン時代にやっていた投資法はいわゆる入金投資法です。全然高給取りでも何でもなかったんですけどね。とにかく金があれば証券口座に入金、金がなくても証券口座に入金します。「給料が証券口座に振り込まれればいいのに」と思っていたぐらいです。投資を始めたばかりの頃は誰もが初心者、弱小零細個人投資家でしょう(地主は知りません)。投下金額が少ないので、暴落した、大損した、と大騒ぎしていても、額を聞いて...

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  • 2018/04/01資産運用

    一般に株価は実際の景気に先行すると言われます。まず株価が下がってから、しばらくしてから実際の景気が悪くなりはじめる。または株価が上がってから、しばらくしてから実際の景気の良さを感じるようになる。テレビの街頭インタビューなどで、「株価は上がっているが景気が良くなっている実感は無い」と答える人が多いのは、インタビューされた人が株を持っていないことだけが理由ではなく、実際まだ景気は良くなってないのかもし...

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今年もセルインメイの季節

セルインメイ(Sell in May)は季節要因に注目した株式相場のアノマリー(経験則)です。

5月のこの時期になると耳にタコが出来るぐらいよく聞く相場格言です。

アノマリーにはアテにならないものが多いですが、これはまず外れません。意味が広いからです。

初心者のなかには、セルインメイを5月に暴落が来るから株を売れ、という意味に捉える人が多い(だって5月に売れって言ってるから……)ですが、実際のところこれは暴落時期を予言するものではありません。

セルインメイには続きがあって、実はこちらの方が重要です。

「Sell in May, and go away. Don’t come back until St Leger day.」
5月に売って市場から去れ。セントレジャーデイ(9月第二週の競馬の大レースがある日)まで戻るな。

もともと米国市場のアノマリー(セントレジャーはイギリスの競馬レースですけど)なので、意味としては米国市場では5月から9月までは株価がもたつく事が多いですよ、という事を言っているに過ぎません。当然日本市場もこれに付き合います。

このアノマリーがはっきり外れるには5月から9月まで、市場関係者も休みを取る夏のバカンスの時期もずっと株価が上げ続ける必要があり、そのような事例はあまり聞いた事が無いし記憶にも無いような気がします。

外れようが無い格言だと言えます。

経験則から言っても春は株高で夏は閑散(夏枯れという言葉もあります)な事が多いし、なにより閑散な夏休みの時期に大きなポジションをとって必死に相場をやってかつ負けていると、ひじょうにみじめな気分になります。

春の株高のうちに売りどころを探して夏はすっきりバカンスに入る、というのが理想的でスマートでしょうか。



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セミリタイアした人は最初はほぼ例外なく入金投資法をしている

私がサラリーマン時代にやっていた投資法はいわゆる入金投資法です。全然高給取りでも何でもなかったんですけどね。

とにかく金があれば証券口座に入金、金がなくても証券口座に入金します。

「給料が証券口座に振り込まれればいいのに」と思っていたぐらいです。

投資を始めたばかりの頃は誰もが初心者、弱小零細個人投資家でしょう(地主は知りません)。

投下金額が少ないので、暴落した、大損した、と大騒ぎしていても、額を聞いてみれば30万円とかだったりします。

損しても入金で補えば無かった事になる、これが入金投資法です。

馬鹿にしてはいけません。年率数十%、数百%のパフォーマンスを上げた、といきがってみても、投資金額が少なければ自己満足に過ぎません。

100円で当てた万馬券を自慢しているようなものです。パフォーマンスより絶対額です。

投資した30万円を全て失っても、のちに1000万円を投資すればわずか3%の値上がりで無かった事になります。

特にセミリタイアには数億円などの馬鹿げた大金は必要ないので、始めから大金を持っているなら運用の必要すら無いぐらいです。


入金投資法の弱点は、投資金額が大きくなると入金の効果が薄れる事です。

例えば資産が1億円にもなると、日々の変動で数百万円ぐらいは動きますし、もしある年に数十%の損失を被ると、よほどの高給取りや事業家でもない限りはもはや入金で補う事はできません。

というかそんな稼ぎのある人なら始めからもっと保守的な運用でいいでしょう。米国債とか定期預金中心とか…

入金投資法の効果が薄れるほど資産規模が大きくなる前に、自分の投資スタンスを確定し、リスク管理の方法を身に着ける必要があります。

入金投資法の弱点を考えると、特に上昇相場の時は危険です。

入金できる金額は限られているのに、買える株数はどんどん少なくなっていくからです。

そこである程度資産規模が大きくなった時に、上昇相場の時の入金投資法として推奨するのは、余裕資金は全て証券口座に入れてしまい、かつ時には買いは控える事を覚える事です。

何も証券口座に入金したからといってただちに株を買わなければいけないわけではありません。

特に今は金利が無いも同然なので、普通預金に置いておくぐらいなら証券口座に現金を置いておいても問題はありません。

証券口座に現金を置いておくとつい余計な株を買ってしまう、という人はそのうち痛い目を見るので、身を持ってリスク管理を学ぶ事が出来るのでこれも問題はありません。

多くの人が大金の運用方法と自分なりのリスク管理を学ぶところまでたどりつきません。入金投資法が危険なのは当たり前、問題はその危険性をどれだけ深刻に認識しているかです。

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バルチック海運指数は株価の先行指標?

一般に株価は実際の景気に先行すると言われます。

まず株価が下がってから、しばらくしてから実際の景気が悪くなりはじめる。または株価が上がってから、しばらくしてから実際の景気の良さを感じるようになる。

テレビの街頭インタビューなどで、

「株価は上がっているが景気が良くなっている実感は無い」

と答える人が多いのは、インタビューされた人が株を持っていないことだけが理由ではなく、実際まだ景気は良くなってないのかもしれません。

逆に実際の景気が良い事を理由に、株をどんどん買いすすめていると、いつか来る景気後退で大きな損失をこうむる事になります。

実際に最高益を達成した時にはすでに株価はピークを過ぎ下がり始めていた、というのはよくある話です。


もちろん騙しもあります。株価の下落や上昇が一時的である事も多いです。

証券会社の株価ボードの前で個人投資家にインタビューする絵面などもよく見ますが、

「株価は下がっているが、実際の景気は良い。ここは買いだ。」

と答える人がいるのもポジショントークだけではなく、株価の一時的な変動で実際にそうなのかもしれません。

ただ本当に景気後退が来た時は、強気に出た人は悲惨な事になるかもしれません……


株価が実際の景気に先行する指標だとすると、その株価に先行する指標はあるのでしょうか?

実際のところ株式投資をするなら、景気の先行きよりまず株価の先行きを知りたいものです。

株価に先行すると言われているのが「バルチック海運指数」です。

バルチック海運指数(バルチックかいうんしすう、Baltic Dry Index)、通称BDIは、ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数。バルチック海運取引所は海運会社やブローカーなどから鉄鉱石・石炭・穀物といった乾貨物(ドライカーゴ)を運搬する外航不定期船の運賃を聞き取り、結果を取りまとめて同指数を算出、発表する。基準となる1985年1月4日を1000として算定している。

Wikipedia:バルチック海運指数


海運株に特に関連が深いとされる指数ですが、バルチック海運指数が下落していれば世界中で輸送需要が低下していることを表しているので、景気も下向きになるかもしれません。

景気動向を先読みした投資家の売買が株価に反映されるので、バルチック海運指数の低下→株価の低下→実際の景気悪化という順番になるかもしれません。

もちろんいつもそんなに綺麗に上手くいくわけでもなく、風が吹けば桶屋が儲かる的な論理展開な気もしますが……


バルチック海運指数_convert_20180401085356
参考:ブルームバーグ


バルチック海運指数の1年チャートです。この期間のピークは昨年の12月13日。


NYダウ_convert_20180401085916


同期間のNYダウの株価です。ピークは今年の1月末でそこから下落傾向です。


バルチック海運指数はリーマンショックの前後には史上最高値と最低値をつけるなど、激しく上下しているので研究してみると面白いでしょう。

以上、「バルチック海運指数は株価の先行指標?」の記事でした。

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