カテゴリ:投機論

  • 2017/06/14投機論

    株式投資に必勝法が存在しないのは、分別のつく大人ならば誰でも心得ているところです。なのでここでは投資必勝法!ならぬ投資「必敗法」を考えたいと思います。これをやったら確実に負ける、というパターンを考えてそれを避けるようにすれば多少は勝率のベースを上げる事ができます。ヒマな人は考えてみて下さい。例えばパチスロでは必敗法が存在します。全ゲーム逆からボタンを押せばいいのです。これで100%負けられます。興味...

    記事を読む

  • 2017/06/04投機論

    通常、PERが低いことはよいことであると思われているが、循環株の場合は例外だ。循環株のPERが低いときは、たいてい好景気の末期であることを示している。事業環境がよく、企業収益が上がっているからと油断して、循環株を保有し続けていると、状況は一変する。「ピーター・リンチの株式投資の法則」より引用景気循環株、景気敏感株、市況関連株など、定義は細かく違いますが、おおざっぱに言って景気の波によって株価が大きく上下...

    記事を読む

  • 2017/06/02投機論

    精神面 仕事を辞めて株で食っていく、いわゆる専業投資家化すると株で勝てなくなる、あるいはパフォーマンスが落ちるという話はよく聞きます。 原因としては、 1 安定した収入が無くなることで精神的な余裕が無くなる 2 絶対的な資金が少なくリスクを取らないことでリターンも減る 3 そもそも兼業投資家時代の成績がまぐれだった(技術不足、地合いに頼る) あたりが考え付きます。 仕事を辞めると株で勝て...

    記事を読む

投資必勝法!ならぬ投資「必敗法」を考える

株式投資に必勝法が存在しないのは、分別のつく大人ならば誰でも心得ているところです。

なのでここでは投資必勝法!ならぬ投資「必敗法」を考えたいと思います。
これをやったら確実に負ける、というパターンを考えてそれを避けるようにすれば多少は勝率のベースを上げる事ができます。
ヒマな人は考えてみて下さい。

例えばパチスロでは必敗法が存在します。全ゲーム逆からボタンを押せばいいのです。これで100%負けられます。興味の無い人には分かりにくい例ですみません。

この要領で、システム的に負けられる方法を考えてみます。



1 優待銘柄を権利付き最終日に買って、権利落ち日に売る。

これだと確実におカネが減ります。が、世の中にはこれに近い事をしている人もけっこういます。「今月の優待銘柄」というのは雑誌特集の定番ですからね。


2 投資アドバイザーの所へ行って、アクティブファンドを言われるままに買って売る。

販売報酬がアドバイザーの懐に入るので、買った瞬間に価値が目減りします。それですぐに売れば、また手数料を払うので往復でおカネが減ります。そんなことする奴おらんやろ、と思うかもしれませんが、やはり世の中には近い事をしている人がいます。


1も2も、わざわざこんな事をするメリットはないように思えますが、もちろんやる人にとってはちゃんとした動機があります。

1は優待が手に入りますし、2は調査と投資判断の手間を省いて投資家気分を味わう事ができます。アドバイザーと称する販売員とトークを楽しむこともできますね。

おカネを失ってかわりに手に入れるものがあるわけですから、まあこれは投資というより消費に近い何かでしょう。


ところで、実は1も2も完璧な必敗法ではありません。

権利落ち分以上に株価が上昇する可能性が僅かにありますし、高額な往復の手数料以上に基準価格が上昇する可能性もゼロではありません。


個人投資家の8割から9割が最終的に負けて終わるという通説は、これが原因ではないでしょうか?

どんなバカなやり方でもたまたま、結果オーライで勝ってしまう可能性はあります。
個人投資家が参戦するタイミングは株価が上昇している時なのでなおさらです。

しかし最終的に負けて終わる人の方が多いということは、大多数の投資家はそれと気づかず期待値マイナスの戦略を採用していることになります。「高い確率で負ける方法」を実行しているのです。

長期的なスパンで資産が減ってる投資家は、期待値マイナスの戦略を取っているかもしれません。
必勝法は存在しなくとも、必敗法ともいうべき当然の負けは注意深く避けていき、長期的に期待値をプラスにする努力は払うべきです。

スポンサーリンク





にほんブログ村 セミリタイア生活
カテゴリ
タグ

景気循環株は上級者向け、それだけに勉強になります。

通常、PERが低いことはよいことであると思われているが、循環株の場合は例外だ。循環株のPERが低いときは、たいてい好景気の末期であることを示している。事業環境がよく、企業収益が上がっているからと油断して、循環株を保有し続けていると、状況は一変する。

「ピーター・リンチの株式投資の法則」より引用


景気循環株、景気敏感株、市況関連株など、定義は細かく違いますが、おおざっぱに言って景気の波によって株価が大きく上下する銘柄群です。自動車株や鉄鋼や紙などの素材株、航空株などが代表的です。

個別株に投資する場合は、個別企業の分析より景気動向の判断の方が重要な場合があります。
景気循環株はその名の通り、よりその傾向が強い株です。

不景気の最悪期に買って、好景気の最高期に売ればいいのですが、プロでもきっちり取りきる事は難しいです。

体感の景気と指標上の景気、実際の株価の動きにはタイムラグがあるのがまた難しく、株価は行き過ぎる傾向があるので、早買い、早売りをしてしまいがちです。

それ専門で景気動向の分析を行っているプロと勝負して先読みで勝つのは難しいので、個人投資家が必勝するには景気が悪い時、株価が安い時に買うぐらいしかないのですが、何をもって株価が安いとするかが問題です。

通常、PERが高い株は割高で売り、PERが低い株は割安で買いと言われますが、景気循環株の場合は注意が必要です。

景気循環株はそれ専門のアナリストがいて、景気動向を常に先読みしています。

株価がピークをつけているのに、PERが上がらない場合は将来の景気後退を示唆している場合があります。
景気循環株のPERが好景気の時に低下し始めるのは、景気循環を先読みしたプロやセミプロが売り始めるからです。
ひょっとしたら表面上は強気のレポートを出してるかもしれませんが……

PERが低下するのを見て割安と判断した素人が買い手、将来の一株利益の低下を先読みしたプロが売り手というわけです。
もちろん、大多数のプロが間違っていて素人が勝つ場合もありますね。


株価の上昇期の終わりにPERの水準が低下する事があるのが、景気循環株特有の不思議な現象です。

初心者が景気循環株で大勝負をするのはたいてい好景気の末期なので、たいへん危険です。

買うなら不景気のどん底に、財務体質の強固な企業の株を少しずつ買うべきです。
皆が不安で不安で株どころではない時に、数年は上がっても上がらなくてもかまわない程度の金額を買う訳ですから、これはリスクが非常に低いです。

ある程度経験のある投資家ならみんな分かっていることですが、その時はたいていもう現金が無いんですよね(笑)


好景気末期の株価上昇の空中戦はプロにまかせておくべきで、初心者が手を出すと後悔します。


ただし、景気循環株を買って持っておくとそれだけで経済や株の値動きについて勉強になると思います。
景気循環について考えるのは株の醍醐味のひとつなので、初心者は少額の保有から始める事をおすすめします。
個人投資家が好む、小型の成長株だけではコレがなかなか理解できないのです。


さらに蛇足ですが、資産運用ではなく勉強代と思えば、景気循環株は学習用として子供に持たせるには一番向くと思います。
景気循環株は行ったり来たりなので長期投資では大して儲からず、底で買って天井で売るのが醍醐味です。

親が子供の未成年用証券口座を開設して、子供に株を買って持たせるなら、景気循環株を買って景気の浮き沈みを体感させてやれば、一生の財産になるのではないかと思います。


ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学




スポンサーリンク





にほんブログ村 セミリタイア生活
カテゴリ
タグ

仕事を辞めると株で勝てなくなる原因

精神面

  1. 仕事を辞めて株で食っていく、いわゆる専業投資家化すると株で勝てなくなる、あるいはパフォーマンスが落ちるという話はよく聞きます。

    原因としては、

    1 安定した収入が無くなることで精神的な余裕が無くなる
    2 絶対的な資金が少なくリスクを取らないことでリターンも減る
    3 そもそも兼業投資家時代の成績がまぐれだった(技術不足、地合いに頼る)

    あたりが考え付きます。
    仕事を辞めると株で勝てなくなるか否かは、個人的な要素をよく分析すれば判断できるかもしれません。
    専業投資家になる前にこれらの要因はあらかじめ潰しておくとよいでしょう。

    以下は私の対策です。


    1 安定した収入が無くなることで精神的な余裕が無くなる

    メンタル的な要素が株式投資の成績に大きく影響することは、実践者ならよくわかっていると思います。これは実際のお金を賭けない、バーチャルな投資ゲームでは決して体験できないことです。

    解決策としては、メンタルそのものを鍛えることと、給料以外の収入源を確保する事です。
    本を出版したり、セミナーを開く個人投資家がいますが、これも生き残り戦略のひとつでしょう。
    またヒモになる、というのは冗談でもなんでもなくて、プロのギャンブラーは負けても最低限転がりこむ所を確保しているものです。


    私の場合は配当金収入がこれに当たります。もし負けに負けてどうにもならなくなったら、配当金を受け取りながら事態が好転するまで何年でも死んだふりで粘るつもりです。株主優待生活の桐谷さんと一緒です。だから年金は余裕のあるうちに払っといた方がいいですね。

    メンタル面はある程度鍛える事はできますし慣れもありますが、やはり先天的にずうずうしい性格の人の方が専業投資家に向いていると思います。


    賭けるゆえに我あり (森巣博 ギャンブル叢書2) (SPA!BOOKS)


資金不足

  1. 2 絶対的な資金が少ないとリスクを取らないことでリターンも減る

    兼業投資家の場合、給料という安定した収入があるので投資で利益を上げなくても食っていくことはできます。
    精神的な余裕があるので、プレッシャーで判断を誤る事もありません
    投資は余裕資金でやれ、というのはこの事です。

    この余裕があるために兼業投資家時代に年間100%以上とか、資金を数倍にもしてインデックスとは比較にならないパフォーマンスを上げる人もいます。最悪ゼロになっても生活には困らないのでリスクを取れるわけです。

    専業投資家の場合、資金がゼロになることはゲームの終わりを意味しますので、どうしても過大なリスクは取れなくなります。
    取れるリスクの許容度を下げると、通常リターンも下がるので兼業時代より専業時代の方がパフォーマンスが下がる可能性があります。

    これはある程度仕方が無いと思います。研究に割ける時間が増えて集中できる分、パフォーマンスが向上する可能性もありますが、あまりこの効果を見込むのも危険です。

    ではどうするかというと、パフォーマンスが下がる分、種銭を増やせばよろしい。身も蓋もありませんが、これが真実でしょう。種銭1億円で5%のパフォーマンスでも、種銭100万円で500%のパフォーマンスでも儲けは500万円で同じです。 兼業投資家のうちになるべくリスクを取って種銭を殖やしておくしか方法はありません。

    パフォーマンスがある程度下がることを受け入れ、絶対額で考えるべきでしょう。種銭が少ないと無理な取引になり、どこかで破綻する可能性が高くなります。

    このため兼業投資家時代から、パフォーマンスにこだわるよりも絶対額を重視した方が良いと思います。

    投資の目的は日経平均やTOPIX、他の投資家にパフォーマンスで勝つことではなく、資産を増やすことです。


まぐれ

  1. 3 そもそも兼業投資家時代の成績がまぐれだった(技術不足、地合いに頼る)

    これは難しいです。ギャンブルの世界では、勝ちは幸運、負けは実力と言う言葉があります。負ければ自分が間違っていた事がわかりますが、勝っている時は単に運が良いだけなのかもしれません。

    やはりある程度の期間(年単位)の成績を見て、結果で判断するしかないでしょう。
    ただ一つ言える事は、専業投資家は研究を続けていないとすぐに脱落するということです。この世界は移り変わりが激しいので、いつまでも同じ手法が通用するとは限りません。

    そもそも株で大きく勝ち越せるのは1割未満という世界、自分だけがいつまでも浮くと考えるには余程の努力の継続と細心の注意が要ります。

    働かないために必死に株の研究を続ける事になります。怠惰な人はすぐに淘汰されます。今までそういう人をたくさん見てきたので、そうはなりたくないです。

    まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか


スポンサーリンク





にほんブログ村 セミリタイア生活
カテゴリ
タグ
Copyright © ひとり配当金生活-株式投資でセミリタイア All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます