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日本人が外国人を騙って自分の意見を言う手法のルーツ


外国人の名を騙って日本人が自分の意見を言う手法(説得力が増す?)のルーツは、1970年のイザヤ・ベンダサン(山本七平)だと言われています。

イザヤ・ベンダサン以前にもこうした手法はあったようですが、「日本人とユダヤ人(イザヤ・ベンダサン著)」が300万部超も売れたので、その知名度から元祖と言っていいでしょう。

イザヤ・ベンダサンは神戸生まれのユダヤ人という「設定」で、ユダヤ人に関する知識や文法の怪しさなどから、一部の識者からはバレバレだったようですが、一般大衆にそんな事は分からないのでバカ売れしたようです。

Amazonの書評を見ると今だに信じている人もいるようです。


また「日本刀は数人斬ると使い物にならなくなる」というデマに近いことを吹聴したのもイザヤ・ベンダサン(山本七平の持論だったらしい)と言われています。これも現在でも信じてる人がいるので凄い影響力です。

もう少し時代が下ると、在日フランス人で日本で経験を積んだビジネスマンという「設定」のポール・ボネという人が出てきます。これが1980年代から1990年代にかけての話なので、憶えている人もいるでしょう。


私も子供の頃に読んだ記憶があって、今もそうですが当時から純粋な子供だったので当然信じてしまいました。

こういう歴史があるので、今では「外国人がこう言った」と聞いても素直に信じない人が増えています。本当に外国人の発言でも「日本人が外国人の名前を騙っているのでは?もしくはマスコミの仕込みでは?」と疑う訳です。

現代のSNSでも冒頭に引用したツイートのように皮肉られる有様です(これはよく出来た煽りだと思いますが)

マスコミも悪いですが、もとはと言えば日本人が外国人の発言に弱すぎるのが原因かなあ?と思います。特に文化比較論が大好きなので、外国人の名前を騙る手法はおそらく今後もすたれる事はないでしょう。