- 投稿 2016/01/22 更新
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室内に設置したテントで就寝する生活をしています。
やはり難しいのはテント内の温度調整です。テント内の熱源は自分の体温のみですが、それだけで外気温…テント外の室温(ややこしい)より2~3度くらいは温まるようです。体感ではもっと暖かいように感じます。
この温度を上げるにはテント内の毛布などの量を増やし、テントのベンチレーション(風通し)を絞ればいいのですが、やりすぎるとどんどん湿度も上がってしまい最後には結露します。これでは本末転倒です。
温度と湿度のバランスを最適に保つためにやはり温湿度計が必要、ということで購入しました。
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これと同じものですが、安いところで1480円で購入しました。できればログが取れるものが欲しいのですが、それだと完全にプロ用機材で値段がハネ上がってしまいます。

これをテントの天井から吊るします。これでテント内の温度と湿度がモニターできます。

外部センサーはベンチレーションの孔を通してテントの上部にテープで貼りつけます。これで外気温…テント外室温が測れます。
就寝時の最適な気温と湿度はここを参考にしました。
冬場の室温18℃~22℃、湿度45%~60%ぐらいがターゲットです。気温の最も下がる深夜から明け方にかけては、暖房なしではこの温度は下回るでしょうが、参考までに。
極端に室温、湿度が低下するとインフルエンザウイルスが活動したりします。風邪もひきやすくなるし喉も痛めるし肌にも悪いです。
一方で室温、湿度が上がり過ぎると寝苦しく、カビ、ダニの発生の元になります。
結局、テント内を清潔に保ち、ベンチレーションのこまめな調整でテント内の温度、湿度を管理するというキャンプの基本みたいな話になってきます。
真冬にテント内でお布団で寝るのは極楽なのですが、毎日の布団の上げ下げ、テント内の換気、天気の良い日は布団干しが必須になってきます。あとお布団の下には銀マットを敷かないとフローリングの床との温度差で湿ってきますね。
手抜きしようと思えば結局キャンピングマットを敷いて寝袋で寝る…という室内キャンプになるようです。物好きなハナシですが、暖房費がゼロになるのでヒマ人の趣味のひとつだと思えばやる価値はあるかもしれません。温暖な地方では、本当に気温と湿度が下がる真冬の一時期だけのことですし。
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