セミリタイアするのにいくら金融資産が必要かという話は、結局は人それぞれだよね、という無難な結論に落ち着くのですが、

こと配当金生活というカテゴリの中で語るなら、私ならば「最低5000万円は必要です」と断言することができます。

これは仮定や妄想の話では無く、私が実際にやってみてそう感じていることです。

これ以下だと色々と無理がでてきます。

もちろんあればあるだけいいのですが、7000万円あればちょっと余裕が出てくるし、1億円もあれば十分でしょう。

最低ギリギリを攻めるとすれば5000万円は必要。

実際に配当金生活に入る前には年中頭の中で色んな数字が飛び交っていましたが、今では結論が出ています。


だいたい5000万円を配当利回り5%(税引き後約4%)で年間200万円になります。

この金額は1人暮らしの人の生活費の全国平均に近いので、これだけあれば最低限の生活はできます。

実際に資料を見てデータを確認してみます。


外部資料:家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)III 総世帯及び単身世帯の家計収支(総務省統計局)(PDF)


これ(表Ⅲ-2-1)によると2017年時点で、単身世帯のひと月あたりの家計支出は、全年齢平均で161,623円です。

配当金で得られる200万円を12か月で割ると166,666円なので、やはりぴったり配当金で生活費を賄えることになります。

資料によるとデフレの影響で生活費は年々減少傾向にあります。

配当金が維持されてデフレが続けば相対的に生活は楽になります。

一方でインフレになり生活費が上がっても、穏やかなインフレであれば通常は株価も配当金も上がるはずなので、やはり問題はないはずです。


注意点としては、この統計資料の「家計支出」には社会保障費と税金が入っていません。

なのでギリギリの金額でセミリタイアするならば、社会保障と税金の知識は必須になります。


配当金の税金は現在20%ちょっとですが、配当控除がある(日本株や日本株ETFなどの場合)ので配当金だけで生活するケースなら確定申告後で5%ちょっとまで圧縮できます。

関連記事:日本株式1億円、年間配当300万円。確定申告でいくら税金を減らせるか?


5000万円あれば絶対に配当金生活できる、という訳ではありませんが、ギリギリの線の目安としては、やはり5000万円だろうという事です。

日本株だけで配当利回り5%のポートフォリオを組むのは時代によっても結構大変ですし、大金を運用するにはそれなりの知識と経験が必要です。

投資を続けて徐々に経験を積み資金を増やし、配当だけで食うのを意識し始める金額が5000万円という話もありますし、考えてみればいいセンだと思います。


過去の関連記事:「お金持ちの教科書」 純金融資産5000万円の魔力



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