- 投稿 2016/07/07 更新
- セミリタイア関連 - セミリタイア(早期リタイア)
早期リタイアの年齢が35歳~45歳ぐらいに集中しているのは、色々と理由があると思います。
しかし大きな理由としては、
これより下の年齢で退職すると、経済的な不利益が大きい。
これより上の年齢で退職すると、定年までの残り時間が少なくなる。
といったものがあるのでないかと思います。心の葛藤ですね。
経済的には勤続年数20年あたりに色々とラインがあるんですよね。私は20年勤務しなかったので損している部分があります。
私としてはもうどうしようも無いんですが、調べるといろいろありますよ。
一例として、「退職所得控除」を挙げます。
勤続年数が20年を超えると退職金の控除が拡大します。
退職金と税(国税庁)
勤続年数が20年以下=40万円×勤続年数(最低80万円)
勤続年数が20年超=70万円×(勤続年数-20年)+800万円
勤続年数が微妙な人は計算してみると面白いんじゃないですかね。皮算用ですが。もっとも、中途退職だと余程の大企業でもないと課税される程の金額にはならないかもしれません。ただラインが20年で引かれているのが面白いなと。
他にすぐに思いつくのはやはり年金関係でしょうか。これは調べておいた方がいいですね。
公的年金の受給資格期間が25年なので、これだと45歳で会社を辞めれば(未納期間が無いとして)とりあえず年金(基礎年金)の受給資格があります。ただ今後10年に短縮される予定なのであまり意味は無いかも。
受給資格期間(厚生労働省)
それよりいくら貰えるかの方が重要ですしね。