- 投稿 2017/02/15 更新
- セミリタイア関連 - セミリタイア(早期リタイア)
この本はセミリタイア界ではやたらと評判の良い本ですが、実は私は読んだ事がありませんでした。今更ながら読んでみました。
本書の全12章の構成は、以下のようになってます。
1.あなたも、のんきで気楽な生活が出来る
2.ものの見方が生き方を変える
3.仕事人間は奴隷と同じ
4.あまり働かないことは健康にいい
5.失業―自分がどんな人間かを知る真のテスト
6.私を退屈させているのはこの私
7.誰かがおこした火で温まるのではなく、自分で火をおこそう
8.受け身の活動だけでは何も得られない
9.禅の教え―今この瞬間に生きよ
10.くだらない仲間といるよりひとりになれ
11.優雅な生活に大金はいらない
12.終わりは、今、始まったばかり
このブログで取り上げるなら、やはり第10章でしょう。このブログの重要キーワードである「ひとり」が入ってますからね。
人が孤独になるのは、自分が孤独になるように仕向けているからだ。孤独とは退屈の反映だ。
よく言われるように、孤独を苦にする人とは退屈な人とほぼ同義です。孤独を楽しむには前向きな創造性が必要です。
こういうことを退屈な人に言っても絶対に理解されません。無駄なだけでなく、害があるので言わない方が良いです。相手にしない事です。この本にもそう書いてありました。
こういう人達たちとどうつきあうべきか。ジョージ・ワシントンはこう言った。「悪い仲間と一緒にいるより一人になった方がいい」。私の経験から言えば、マイナス思考の人々を扱う有効な方法はただ一つ。「あなたの人生から排除せよ」。自分の幸福の為には、マイナス思考の人々は避けよう。
退屈な人の、後ろ向きなマイナス思考は感染力が強いので、全速力で遠ざかるべきです。無理解な人の言動に耳を貸してはいけません。バカがうつります。
とりあえずサッと読了してみましたが、またすぐに読み返したくなる本でした。我が意を得た、という感じで読み進める事ができました。
まだ読んだ事の無い人は一度読んでみる事をおススメします。一度絶版になってまた再版したようですが、またいつ入手困難になるかわからないので確保しておいた方が良いでしょう。できればkindleで出して欲しいなあ。