- 投稿 2017/09/19 更新
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まずお湯を沸かしたりコメを炊いたりするために、火が必要です。
キャンプと聞いて炭火のバーベキューや火起こしから始める焚き火を連想するのは週末キャンパーで、自転車キャンプツーリングの野宿者はそんな事はしません。
料理に使うコンロをストーブといい、アウトドア用に灯油やガソリンを使うものがあります。が、自転車キャンプツーリングにはやや大げさで、扱いにも気を使います。
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国内旅行限定なら、ここは家庭用のカセットガスを使うガスストーブ一択でしょう。
最大のメリットは家庭用カセットガスの入手性の良さで、全国どこでもコンビニ、スーパー、ホームセンターなどで購入できます。そして価格が安い。
取扱いも簡単で安全です。カセットガスが使えないという人はいないでしょう。
難点を挙げるとすれば、冬季や山の上などの低温状況下では燃焼効率が弱まる事です。
たまたま手元にあるTOHOのカセットガス(セイコーマートで買った余り)を見てみると、「10℃以下に冷えた容器(ボンベ)を使用しますとガスの燃焼が弱くなることがありますので、ご使用になる部屋の温度になじませてからご使用下さい。」と注意書きがあります。いかにも家庭用という感じです。
冬季や山の上では素直に登山用のガスとストーブを使えば良いでしょう。しかし登山用のガスは入手性が悪いのが難点です。旅行中にそうそう都合よくアウトドア専門店が見つかるとは限りません。
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ガスストーブはイワタニのジュニアコンパクトバーナーか、SOTOのレギュレーターストーブが定番です。
価格はイワタニの方が安く頑丈そうですがデザインが無骨で収納時のコンパクトさには欠けます。SOTOは値段は高いですが収納時にコンパクトになります。耐久性も特に問題は無いようです。
私は両方買って結局SOTOの方を携行していますが、好みでどちらでも良いでしょう。SOTOはオプションパーツがたくさんあるので全部買うとさらに高くつきますが、別に無くても支障はありません。
ストーブについて語っていたら長くなったので、食器、コッヘルとかクッカーと呼ばれる携帯用の調理器具についてはまた別の記事にします。