NightWalker's Investment BlogのNightWalkerさんの著書「世界一ラクなお金の増やし方」をAmazonで買って読んだので感想を書きます。


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タイトルとか帯の安い煽り文(よく見たら帯じゃなくてカバーに印刷してあった)はもう少し何とかならなかったのかな?と思いますがこういうのは出版社が売れそうなコピーを考えるものでしょうから仕方が無いでしょう。

正直な話、投資本のタイトルってたとえ名著であっても酷いものが多いので気にしても始まらないので。


本の内容は序章+1~7章の全8章の構成で、5章までがインデックス投資(パッシブ投資)の一般的な説明で、6章が「アーリーリタイアする時チェックしたこと」、7章が「世界一カンタンゆるトク出口戦略」となっていました。

6章と7章の内容がインデックス投資でセミリタイアしたNightWalkerさんが今現在考えているセミリタイア論と言っていいでしょう。

という訳で、5章まではパラパラと読み飛ばして(私の場合なので初心者の方はゆっくり読んで下さい)、6章7章をじっくり読んでみました。

NightWalkerさんと私は年齢も経歴も家族構成も投資手法も全然違っていて、ほとんど共通点らしいものは無いのですが、それでもセミリタイア論に関しては異論のない内容です。

セミリタイアして数年も経過すれば、だいたい皆同じような結論に達するのかな?と思います。

経済的自立とは、文字通り経済的に自立して、もう働かなくてもお金に困らない状態のことです。なんだか、すごいことのように思えますが、実は、そんなに難しいことでもありません。多くの人は、いつかは経済的自立を達成してしまうのです。年金でなんとか生きている人は、経済的自立を達成しているのですから。


これ本当にそうです。

仕事を辞めてみて気付いたのですが、世の中にはどうやって生活しているのか分からないような人がゴロゴロいます。

経済的自立というと、必要十分以上の資産があって不労所得もあって……というたいそうなイメージですが、なんとか人の世話にならずに生きていけるというレベルでも立派な経済的自立です。

アーリーリタイアすると、ちょっと困る質問に「今、何をやっているんですか?」というのがあります。これに対して、私は、躊躇なく「フリーランス(自由業)です」と答えています。



これも私の結論と同じです。

「躊躇なく答える」とあるのが特にいいですね。よく分かってらっしゃる。

個人的な経験で言うとフリーランス(自由業)と答えるとIT系とかを連想する人が多かったですね。「自営業」と答えると「家業の酒屋(八百屋でも何でもいいけど)でも継いだのか?」と思う人がいたのが面白かったです。

同じ内容の事を言っていても言葉のイメージは大きいです。その意味でも仮に今実際に何もしてなくても「無職」はダメです。

手前味噌ですが関連記事:やはり無職はいかんよ無職は……早期リタイア後の肩書きについて

アーリーリタイアしても、無職ですというのは、あまりオススメできません。せっかく、経済的自立を達成したのです。フリーランスとして自立意識を持つことをオススメします。収入が無くてもフリーランスと名乗って大丈夫と考えるのが、自由人の発想です。


そういう事です。自立意識が強くあれば、誰かに強制されているセミリタイアでもないし、やる事はいくらでも思いつくでしょう。何をやってもいいし、誰にも文句は言われない言わせないのが自由人の発想。

投資のお題目に「自己責任」というものがありますが、これは本当にお題目になっています。

自分の決断に責任を持てない人が多くて後で騙されたと文句を言う。だからたとえお題目であっても、後で面倒な事にならないようにお金に関する事は自己責任自己責任と唱えておくのです。

しかしセミリタイアはお題目ではないシャレにならないぐらい本気の自己責任です。

何でも自分で責任を取れてその状態が心地よいぐらいの人じゃないとセミリタイアは向いてないのじゃないかなあと思います。

サラリーマンは自分で責任を取りたくても取れない取らなくて良い、そのかわり決まった給料しか貰えないという仕組みなので向き不向きが強くあります。

この本にも「アーリーリタイアはオススメしない」とありますが、人にすすめるようなものじゃないし、やるなと言ってもやるぐらいの人じゃないと向いてないしNightWalkerさんの優しさだと思いますよ。

読んでいると気が付くのは「自立」という意味の言葉が繰り返し出てくることです。「インデックス投資でセミリタイアした」と書きましたが経済的に自立していて自分の頭で考えられる人なら方法は何でもいいんです。

投資の出口戦略も同じで、そんなもの個人個人の事情があるんだから自分で考えろという事です。

自分の頭で考えているといつか会社を辞めても何も問題ないな、という結論に達する人もいるかと思いますので、それが自然なセミリタイアかと思います。無茶なセミリタイアも面白いと思いますけど、お金に関する知識を蓄えて自分の頭でよく考えた上で自己責任でやって下さい。




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