「配当金生活」は無敵です。

何が無敵なんでしょう。

無敵とは対抗する敵が存在しないほど強力、という意味ですが、「高配当株投資」は別に無敵ではありません。

世の中には「高配当株投資」よりもっと優れた投資法がいくらでもあるでしょうし、高配当株に投資するという事は一種の逆張り投資なので、ある期間は平均株価にも負けるはずです。かなり効率の悪い投資法と言えます。

「高配当株投資」は無敵どころか、かなりショボい投資法です。若者が好き好んでやるものじゃないです。


無敵なのは「配当金生活」の方です。

投資法ではなく、生活態度、人生哲学のようなものでしょうか。

まず、「配当金生活」に入るということは、もう投資によって資産を形成する必要がありません。

資産形成の効率を重視する必要が無いのだから、驚くような投資成績を上げる必要も無いし、平均株価に負けても全然問題無いし、なんなら(評価額上の、つまり含み損としての)大損をしてもかまわないわけです。

毎年毎年、配当金が入り続けていさえすれば。


通常、投資成績が悪ければあせりも出るでしょうし、平均株価にも負けるようだと何をやってるんだと思うでしょうし、個人投資家ではなくプロの資産運用者であればクビになるかもしれません。

しかし、配当金生活者はどんな投資成績であれ、だれにも褒められることも無ければ、怒られることもありません。つつがなく配当金が入り続けていれば、資産形成の時期はもう終わっているのだから、投資成績もどうでもよいことです。


投資成績や含み益含み損を全く気にしないという態度は、現実逃避に見えるかもしれません。

投資のリターンとは値上がり益と配当を合わせたものだから、本来的には現実逃避はよくありません。


しかし「配当金生活」では、この現実逃避もオッケーなのです。

何をやってもカラスの勝手。

将来的に破綻しない事が分かっているのなら、現実逃避してかまわないのです。

繰り返しになりますが、既に資産形成が終わっていて、毎年配当金が入ってきてそれで生活できていて、何をやっても誰にも文句は言われない、言わせないからです。


だから「配当金生活」は無敵です。

投資法の優劣やパフォーマンス比較などの投資家の心を乱す争いごととも無縁と言えます。



最後になりますが「配当金生活」が無敵であるためには、自分の投資に対する態度が最も重要になります。

将来的に何があっても絶対に破綻しないポートフォリオを組み上げ、他人と比較せず、配当金を受け取り続ける事だけに集中することです。

一番安直なのは高配当株ETFを買うことですかね。これなら絶対に破綻はしないし、配当控除もあるし。誰でも出来るし。

日経高配当株50ETF(1489)なんか良いんじゃないですかね。え?信託報酬が気になる?細かい事気にしてたら無敵には程遠いですよ。


資本主義が続く限り下がった株価もいつか戻るはずだし、最悪たとえあなたの生きてる間に戻らなくても、問題ありません。

どんな投資本でも「株価が戻らなくても問題無い」とは絶対に言わないはずですが、「配当金生活」では問題無いと言い切ってしまいます。だって配当金で生活できているんだから。

酷い開き直りですが、もちろんなるべく良い銘柄を選ぶ努力はしましょう。しかし配当金だけにフォーカスすれば本質的にはそういう事になります。

これで資産形成を終えて配当金生活に入ったあなたにはもう敵はいないはずです。無敵です。

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