この辺は誰でも薄々気づいていると思いますが、配当・優待利回りが飛びぬけて高すぎる株は危険です。

配当利回りが高すぎる株は減配の危険が、優待利回りが高すぎる株は優待改悪・廃止の危険が潜んでいます。


ただ配当利回りが高すぎる株はそうなった理由がちゃんとあるはずなので、その分析は可能です。

財務状態をチェックして、将来の減配の可能性が薄いと判断できれば、株価が下がっている(配当利回りが高くなっている)だけでは危険とは判断できません。

もちろん株価が自分の知らない(公表されている資料にない)悪材料を織り込んでいる可能性はありますが、これを言い出すと今度は株価の動きに振り回される事になります。

経験を積むとインサイダーっぽい株価の動きはなんとなく分かるようになってくるかもしれませんが……これもあまりにも感覚的な話なのでおおやけには言わない方が良さそうです。

結局確かなのは会社の業績と財務しかありません。配当利回りは減配の可能性が無いなら、という条件ではそれなりに信頼のおける指標です。


一方で株主優待利回りが高すぎる株、これはかなり危険です。

優待利回りが高すぎるのは株価が下がり過ぎているからですが、配当と違って株主優待は財務状態の裏付けなしでも出す事ができます。

赤字や業績がボロボロの会社でも無理して株主優待を出し続ける事は可能なので、株主優待を出し続けているという事実が何の安心材料にもなっていません。

いつ優待が改悪・廃止されるか不安を抱えたまま投資し続ける事になってしまいます。

優待利回りが異常に高いのに株価が上がらない、この状態、こればかりは株価の方が正しいと言えます

株主優待の新設・改悪・廃止は株主総会の決議を経ずに決定できるので、経営陣の胸先三寸で決まってしまいます。

株主優待の存在を投資の根拠にするのはあまりにも危ういので、あくまでオマケとして考えましょう。優待利回りの高さを理由に投資を考えるなどもっての他だと思います。

このような危うい株主優待ですが、実際問題として株主優待が株価に与える影響(ノイズ)はかなり大きいので、日本株に投資する場合は株主優待の有無もチェックせざるを得ません。


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