セミリタイア後に無職を名乗るのが嫌で、資産だけはあるものだから、投資家、不動産経営者を名乗っている人をたまに見かけます。

名乗ってる本人はカッコイイと思っているのかもしれませんが、客観的には聞いた人は多分うさんくさい人だなと思っているのが大半でしょう。私もそう思います。

職業としての投資家、不動産経営者を名乗るのは結構ハードルが高いです。いや自称するのは誰でも出来るんですけどね。


当たり前ですが株式投資や不動産経営を法人化してそこの役員に収まってしまえば無職ではありません。

しかし元々サラリーマンの人がいきなり法人化は相当ハードルが高いでしょう。

ならばまずは自営から、となりますがとなりますがこれだって投資家や不動産経営者を名乗るには結構ハードルが高いです。


自営業の話に入る前にまず無職の定義からです。

関連記事:the・無職。無職の定義とは?

総務省のサイトを見ると「職業分類において職業とは、個人が行う仕事で、報酬を伴うか又は報酬を目的とするもの」となっています。

また次の収入は「報酬」と認められません

利子、株式配当、家賃、間代、小作料、権利金等の財産収入(ただし、アパート経営、貸金等により労働の対価として得ている場合を除く。)

自己所有の株券等の売買差益による収入


つまり法人化していない専業株式投資家はそれだけだと全員無職です。

不動産経営者を名乗る場合も、家賃収入を「労働の対価として得ている場合」を除けば本当は無職になります。

「不労所得」を得ているだけなら自称はともかく実態としては無職でしょう。主観的に株式・不動産投資は労力を伴うので不労所得ではない、と言ってみてもむなしいだけです。


自営業者として株式投資家を名乗るのは無理ですが、不動産投資ならある程度の規模から事業として認められるので、こちらはアリです。

外部リンク:事業としての不動産貸付けとの区分(国税庁)

「5棟10室」以上の規模から不動産所得ではなく事業所得として認められる判定なので、こちらなら不動産経営者を名乗っても良いでしょう。

本気でバリバリ不動産経営してるのだからどこにも文句がありません。


ただ肩書きが欲しいから不動産を経営したり会社を設立する、というのは本末転倒だと思うので、もともとサラリーマン時代からそういう実績や志向があった人以外は現実的ではないと思います。


世の中には何の仕事をして収入を得ているのか分からない人が結構います。

怪しい株式投資家や不動産経営者の肩書きにそれほど執着する事もないでしょう。

サラリーマン時代に株や不動産以外の副業をしていた人は、それを形だけでも本業化して好きな職業名をつければいいと思います。なるべくうさんくさくない、耳に馴染みが良いのがいいですね。

それで収入を得て税金をちゃんと払っているなら、職業名など好きに名乗っておけば良いと思います。青色申告しているなら税務署にそれで届け出ているわけだし。

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