日産自動車(7201)の配当金とEPS(一株利益)の長期的推移を見てみます。

外部リンク:決算資料(日産自動車)

過去21年分の決算資料から配当金とEPS(一株利益)を抽出したのが次の表になります。

nissann.png

1998年度から始まっているのはリンク先からさかのぼれる資料がそこまでだったからですが、渦中のカルロス・ゴーンが日産自動車に入社したのは1999年3月なので、偶然にもゴーン統治期間の数字という事になりました。

これを見ると分かると思いますが景気循環株である自動車株はEPS(一株利益)が安定しません。

EPS(一株利益)が安定しないので、PERや配当性向といった指標も扱いに注意が必要になってきます。

一般にPERが低く配当性向が低ければ割安で配当余地があると言われますが、肝心のEPS(一株利益)がこれだけ波のように上下しているとあまり意味がありません。

自動車などの景気循環株が配当金狙いの投資に向かないのが、この表を見ると理解できるのではないでしょうか。


日産自動車(7201))固有の事情である親会社のルノーとの資本関係ですが、たまに聞くルノーに配当する関係上そう簡単に減配は無いという主張も、あくまで日産の業績がある程度好調である事が前提で、赤字かそれに近い業績になれば減配せざるを得ない事は過去の実績を見ても明白です。


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日産自動車(7201)の20年チャートです。

チャートを見てると何となく底で買って天井で売れそうな気がしませんか(笑)

実際に出来るかどうかは別として、あんまり配当金狙いに向かない自動車株への投資は、どうしても景気の波を意識したものになると思われます。

関連記事:自動車株は配当利回りが「低く」PERが「高い」ときに買うべき。トヨタ(7203)やホンダ(7267)、日産自動車(7201)は配当金生活に向くか?
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