- 投稿 2019/01/31 更新
- 配当金生活 - 税金・確定申告
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— 人生よよよ (@jinseiyoyoyo) 2019年1月25日
相互リンク先のよよよさんが開業するというので、私がセミリタイアしてからやった事、注意する事をメモしておきます。誰かの参考になるかもしれないので。
1 開業届の提出
手元にある自分が出した開業届の控えを見ると、「個人事業の開業・廃業等届出書」とあります。これが正式名称ですね。
後で何かの手続きに必要になる事もあるらしいので、2部作成して提出し税務署の受付印を押してもらいます。何でもそうですが税務署は後から問い合わせても控えはもらえないらしいので、自分で確保しておくのが基本。
開業から一か月以内に提出するとか一応決まりはあるらしいですが、次の青色申告承認申請書と同時に出すならそれに合わせればいいでしょう。
「職業」欄は悩むかもしれませんが、これは結構適当でも良いというか、個人事業で290万円以上の稼ぎがあれば個人事業税(地方税)がかかりますが、これは業種によって税率が違います。
ただ開業届の職業を見て判断する訳ではなく、実際の業態を見て判断するらしいので、じゃあ何でもいいんじゃないかな……?と。
漫画家とか芸術系の職業は個人事業税はかからないらしいです。でもイラストレーターはかかる。ワケが分かりませんね。
2 青色申告承認申請書の提出
「所得税の青色申告承認申請書」が正式名称。開業届を出す動機はたいてい青色申告が目的だろうから同時に出す人が多いと思います。私も同時に出しました。
開業日から2か月以内か青色申告を行いたい年の3月15日までに提出しないとその年の青色申告は出来ないので、計画的に考えないといけません。
私は開業日を1月1日にして1月中に提出しました。これも2部作成して控えを取っておきます。
記入は簡単ですが、簿記方式を選択する所だけは注意が必要で、「複式簿記」「簡易簿記」「その他」を選択するようになっています。
ここは必ず「複式簿記」を選択しないと、青色申告特別控除の65万円控除を受けられません。
複式簿記なんか付けたことない、という人(私も付けた事無かった)でも今時はクラウド会計ソフトがあるのでハードルが下がりました。
パッケージの会計ソフトは高機能で高価なので零細個人事業主にはオーバースペックですが、クラウド会計ソフトはアカウントを作るだけで無料から使えるのでおすすめです。
マネーフォワードはいつ見てもこのガイドブックのプレゼントをやってますね。私も貰いましたが役に立ってます。
3 レシート・領収書は何でもとっておく
開業初年度は何が経費になって何がならないか判断が付きにくいと思います。
私もバカでズボラを自覚しているので、日々キッチリ判断しながら帳簿を付けるのとか出来っこないと思っているので、レシート・領収書用の箱を用意して、買い物のたびに発生するレシートはそこにポイポイ放り込んでおくことにしました。
それと必要なさそうでもとりあえず何でも領収書は貰っておいて、放り込んでおきます。
Amazonの買い物も履歴から領収書を印刷できます。
後でゆっくり整理しながら勉強していけばいいでしょう。
クレジットカードの明細も、従来はオンラインで確認して紙の明細書は廃止していたのですが、開業と同時に郵送に戻しました。オンラインの明細は過去の分が見れなくなったりするし、どうせ後でプリントアウトするのだったら初めから郵送してもらった方が良いです。
こんな所ですかね……
あと開業届は別に青色申告しなくても、とりあえず出しておけばいいと思います。特にデメリットはありません。
(開業して個人事業主になると失業保険は貰えなくなるから資格のある人は注意)
2014年1月以降は白色申告でも「帳簿への記帳」と「記録の保存」が義務化されています。
おこづかい帳方式の単式簿記なら付けるのも簡単だし、そもそも記帳していないといつから青色申告に切り替えた方がいいのかの判断も付きません。
やよいの白色申告オンラインのフリープランだったら、完全無料でフル機能が使えるのでこれでいいと思います。有料版との違いは問い合わせなどのサポートがあるか無いかの違いですね。