カテゴリー:資産運用

株をやってる人で職場などで株や資産額の話をする人があまりいないのは、まあ危機管理でしょうね。

私もサラリーマン時代は人に自分から株をやってるとは言った事はありません。

ロクな事にならないのが分かっているからです。

株式投資の経験がある人がそもそも少ないから、投資については理解されず単なるギャンブルと思われがちです。

そんな所へ持ってきて、株やってますアピールをするのは百害あって一利がありません。

まあ時代もだんだん変わっていくとは思いますが、当分はそんな感じでしょう。



ひとつ恐ろしい話があります。

あれは退職半年前ぐらいの事だったか、休日にとある大型書店にいた時に、たまたま当時の上司のひとりに鉢合わせた事があります。

運の悪い事に、私はその時たまたま本屋の投資本コーナーに居て、熱心に投資本を物色していたのです。

だから上司の接近に気がつきませんでした。

株で1億とか、FXで億万長者とか、株主優待で生活とか、頭の悪いタイトルの本が並んでいる一角で熱心に投資本を探してる所を目撃されてしまったのです。

君は株をやるの?とか聞かれて何か誤魔化した記憶があります…

その後ほどなくして職場で、アイツは株をやってるらしい?という噂が拡がって、株の始め方などを聞かれたりしました。

お得な優待株とか聞かれた時の気持ちはお察し下さい…


最終的に噂がどこまで拡がってどういう話になっていたかは知りませんが、何せ特に切迫した理由もなく仕事を辞めるものだから、株で儲ける=退職という図式が成立したものと思われます。

人が勝手に想像するのは止める事ができません。この場合はだいたい当たってるし。

この件で直接的な被害は何もないのですが、やはり他人に「株をやっている」ことを知られるのは嫌な気がします。



「株をやっている」人は気軽に人に言えない環境があるので、どうしても孤独になりがちです。

そこでネット上で同じように「株をやっている」人に対して、熱心に心情を吐露する人がいるのです。

若干引くぐらいに。

孤独の反動です。


そいいう気持ちは分かるのですが、たとえ匿名であっても、赤の他人に自分の投資する株をどう思うかどうしたら良いかとか、詳細な資産額を知らせるのはやり過ぎです。

たとえ「株をやってる」同好の士であっても、やはり他人の事にそこまで興味は持ちにくいです。

だいたいお金が絡む話ですし、ネット上の話としても慎重になります。

孤独のあまり距離感がおかしくなってる人がいるという事です。

個人的にはグイグイ来る人よりむしろ、「投資家の孤独」を理解している人の方が好感が持てます。

どこまで行っても自己責任の世界なので、他人は何も関係ないという事です。

この記事の続きを読む

株価が大きく下がると、下げ幅がニュースになります。

日経平均マイナス1000円とか。

この時、ニュースでは下落率ではなく必ず下落幅が使われます。その方が数字の印象が強く、視聴者の耳目を集めるからです。

しかし同じマイナス1000円でも、日経平均2万円の時と1万円の時では率にして5%と10%、全然違います。

そこで投資家としては、株価のニュースは幅を聞いてすぐに頭の中で率を計算できる癖をつけた方がいいでしょう。

NYダウなども年々高値を更新しつつあるのだから、下げ幅で史上三番目とかワーストとかいう表現にはインパクトはともかくあまり実際的な意味はありません。


gerakuritu.png

この表は日経平均の「下落幅」の歴代ワースト20です。

下落幅のデータは日経平均プロファイル(日経の指数公式サイト)から、そして参考として「下落率」を計算しました。

マイナス4%に満たない下落でも、下落幅で見るとワースト20にいくつかランクインしているのが分かります。

2018年10月11日の日経平均、下落幅はマイナス915.18円でした。

23500円からの下落だから率にしてマイナス3.89%、4%未満です。

この下落率は歴代で見るとどのくらいの位置でしょうか。下落率ランキングを見てみます。


gerakuritu2.png

このように下落率4%前後程度では、ワースト20にも入れない事が分かります。

目安として一日の日経の下落率がマイナス6.5%を超えたらワースト20入り、マイナス7.5%を大きく超えたらワースト10入りで歴史的な大暴落の一日と言えるでしょう。

この記事の続きを読む

マイナンバーの届出は2018年末までですが、届出率はいまだに5割を切っているようです。


政府は16年、行政の効率化などを理由に、3年の猶予期間を設けた上で届け出を義務化。通知せずに期限を過ぎると「違法状態」(内閣府番号制度担当室)となる。ただ、罰則などはなく、届け出をしなくても、株式売買など取引への影響はないという。


「違法状態」とは穏やかではありませんが、罰則が無く実際の株取引に影響が無いのなら、放置していてもかまわないと言えなくもないかもしれません。

この点が2017年末が期限だったNISA口座とは事情が異なります。

NISA口座は「マイナンバー」の届出と「非課税適用確認書の交付申請書」の提出をしないと、2018年以降は既存のNISA口座が利用できなくなるという制約がありました。

そのため期限に気が付いてNISA口座で投資を続ける意思のある人のほとんどは届出をしたと思われます。

しかし今回はたとえ「違法状態」になったとしても、罰則がなく実際の株取引に支障がないのだから、放置しておいて何か問題が起きてから考えるかという、なんというか不真面目な人も出てきそうです。

銀行口座の場合は今年からマイナンバー提出が任意で始まっているそうですが、やはり強制力がありません。

NISA口座が厳しかったのは非課税口座だったからで、税金が絡んでいます。

年末に向けてしばらくは証券会社からマイナンバーの提出期限の告知が多くなりそうです。

この記事の続きを読む

マゾヒストとは肉体的・精神的苦痛を受ける事に喜びを感じる人の事。

投資歴10年というのはそれだけあれば強気相場も弱気相場もひととおり経験できるだろうということです。

ただ、今の強気相場もそろそろ10年近くになるので年数にあまり意味は無くだいたいの話です。


人に投資を気軽にすすめる気にはなりません。

相場の常として、良いときと悪いときの落差が激しく、悪い時には誰も興味は持たないし、良い時にはとにかくてっとりばやく儲けたい人(大衆投資家はそうしたものです)が話を聞きにやってきます。

誰もかれもが儲けた人の話を聞きたがるような状態になったら強気相場の末期で、買った人は皆最終的には損するでしょうから、すすめた人は恨まれるだけです。

適切な投資対象なら下落局面でも買い続ければいずれプラスになるって?

確かにそうです。

しかしそんな辛抱強い人なら自分の所へなんか話を聞きにきません。自己責任を理解しているので人を恨むこともありません。

勝手に収入を増やし勝手に投資して資産形成に成功しているでしょう。

自分の所に話を聞きにくる時点で見込みがない。自分で言ってて悲しくなってきますね……


投資を人にすすめずらいのは、投資に爽快感が無いからです。

積みたて投資なんかまさにそれで、下落局面でも含み損に耐えて買い続ければいつか儲かるよ!と言われても……

なんでそんな苦行をしなくちゃいけないの?と思うのが普通でしょう。バカなの?マゾなの?


人生100年時代だから節約して投資して資産形成しなければならない、というのも大多数の人の心に響かないでしょう。適度にお金を使いながら投資せず政府に文句でも言ってた方がラクだし楽しいでしょう。

政府の投資を奨める広報がありますが方向性を間違えてるんじゃないかと思います。


とにかく、何もかもわきまえた上で、それでもなお心から株が楽しいと言う人は真正のマゾヒストか何かだと思います。

この記事の続きを読む