カテゴリー:債券

ソフトバンク、個人向け社債4千億円発行へ 年利3%

>ソフトバンクグループは9日、個人向けに4千億円、機関投資家向けに710億円の社債を発行すると発表した。同社は240億ポンド(約3兆3千億円)を投じて英半導体大手アームホールディングスを買収しており、社債の発行で財務体質を改善する狙いだ。

> 個人向けは金利が年3%で、償還期限は25年。10年以内が主流の個人向けとしては異例の長さという。申し込みは12日から。


ソフトバンク(9984)が異例の長期の個人向け社債発行です。解説は例によって例の如く相互リンク先のキャンペーン屋さんに丸投げです。

ソフトバンクグループ株式会社第3回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)が9月12日より募集開始【25年債】

社債で3%という数字だけ見れば魅力的ですが、仕組債であり利払繰延条項・期限前償還条項という投資家にとって非常に不利なオプションが付いています。オプション価値の査定によりますが魅力的とは言いがたいです。

5年後の金利が今より低下している(期限前償還狙い)、あるいは今後25年も今のレベルの低金利が継続していると思えば買える?

その場合もさらにソフトバンクの経営が傾かず無事に存続している事が条件です。

ソフトバンク信者なら買えるか……?

だったらソフトバンク(9984)の株を買った方がマシな気がします。9984の配当利回りは1%にも満たないですが、25年も先にはソフトバンクは孫さんの野望的にはトヨタを抜いて日本一、世界有数の時価総額になっている予定です。信者なら株を買っているでしょう。

今までソフトバンクの個人向け社債を買った人は大抵いい結果に終わってます。大方の常識的、教科書的経済学の予想に反して年々金利が低下している上に、ソフトバンクは有利子負債を増やし続けながらも無事に存続を続けているからです。

しかしこの条件だとさすがに頭のいい投資とは言えません。結果的には旨いことに終わるかもしれませんが……債券投資の利点は利払が確定する事による安心感にありますから、どうせ変なドキドキを味わうぐらいなら株式投資で味わった方が割に合うでしょう。

この記事の続きを読む

※追記:ブラックロックのIシェアーズシリーズ1361,1362,1589,1590については2018年1月22日(予定)が上場廃止日となりました。
iシェアーズ 新興国債券ETF-JDR(自国通貨建)


ABF 汎アジア債券インデックス・ファンド(1349)
月次レポート
構成国:中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ
信託報酬:0.18%
決算:年2回
純資産総額:多め
分配金利回り:普通
備考:カブドットコムのフリーETF(手数料無料)対象


iシェアーズ 新興国債券ETF(1362)
ブラックロックHP
構成国:ポーランド、タイ、メキシコ、マレーシア、南アフリカ、インドネシア、トルコ、ブラジル、コロンビア、ハンガリー、ロシア、ルーマニア、ペルー
信託報酬:0.5%
決算:年2回
純資産総額:多め
分配金利回り:高め
備考:アイルランド籍


上場インデックスファンド新興国債券(1566)
日興アセットマネジメントHP
構成国:メキシコ、ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、トルコ、チェコ、ハンガリー、ロシア、ポーランド、ルーマニア、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、タイ、韓国、イスラエル、南アフリカ、ナイジェリア
信託報酬:0.45%(信託財産留保額0.3%)
決算:年6回
純資産総額:かなり少なめ
分配金利回り:高め


あ、インドがありませんね、これ…

共通するのは新興国債券ETFはマイナー不人気で、出来高が少ない事、ベンチマークとのかい離が大きい事です。しかし東証上場ETFはこの3種しかないので選択の余地はありません。改善を願うばかり。

私は株式と同じ口座で株式と同じように売買できるメリットの方を重くみているので、投資信託では無く東証上場ETFを利用するようにしています。

1362のアイルランド籍というのは米国籍ETFにかかる30%の現地源泉税率を回避するための措置です。

この辺の2重課税問題はややこしくて外国株を敬遠する理由の一つだったのですが、最近は米国籍ETFについても急速に改善に向かっているようですのでこれからはJDRも積極的に取引しようかなと思っています。
分配金米国源泉税軽減税率適用サービスについて(SBI証券)

なおこのブログはインデックス投資を手とり足とり解説する所ではありませんので、間違った事が書いてあっても責任は取りません。実際の投資の際は自分で必ずソースを確認して下さいね。特に税金関係はややこしいので、自分で調べて理解を深めた方が後々のためですよホント…、このページも私の勉強メモのようなものです。

この記事の続きを読む

個人向け国債って買ったことありますか?

私はありません。

中途換金が可能で元本割れのリスクがないかわりに、新型窓口販売方式に比べて利率が極端に低くなっています。

現在のところ、変動10年で0.34%、固定5年で0.10%、固定3年で0.06%…

普通預金であるSBIハイブリット預金でも0.10%あることを考えると、ゼロに等しい利率です。

だったら普通預金でいいのではないかと。

この利率で誰が買っているのでしょうか?

理由のひとつは金融機関がやっている現金プレゼントのキャンペーン。

これが事実上の利子になっているというもの。1000万円くらい買って0.5%くらいなので、よほどのお金持ち以外関係ありませんね。

あとはよほど金融リテラシーの低い人でしょうか。しかしそういう人はわざわざ個人向け国債は買わない気がします。

この記事の続きを読む