カテゴリー:資産運用関連

ギャンブル…何でもいいですが、例としてはなるべく運の要素が強く期待値が不利なものがいいですね。宝くじにしましょうか。

控除率が55%と世界最凶の宝くじで生涯収支がプラスの人はほとんどいないと思いますが、ごくごく稀に生涯収支がプラスの人がいます。

こういう人は宝くじを買い始めてから、ごく早い段階で高額当選(小額当選でも可ですが…)を果たしたパターンが殆どです。その後はすっぱり宝くじをやめるか、マイナスにならない範囲で買っているので生涯収支のプラスは安泰です。

例えば宝くじで1億円を当ててそれをまた宝くじに突っ込んでスッた、マイナスになったという話は聞いたことありません。

俗に言う勝ち逃げです。

大数の法則により宝くじを買い続ければ買い続けるほど収支は理論値に近づきますので、最も不利なギャンブルと言われる宝くじでそれでも勝つパターンは勝ち逃げしか考えられません。

ギャンブルをやる場合は、まず必ず「控除率」「大数の法則」の意味は必ず頭に叩き込んでから始める事をおすすめします。面倒くさいと言う人はもう知りません。

ちなみに、例えば20年ぐらい宝くじを買い続けて、たまたま高額当選を果たして一発逆転、生涯収支がプラスになったという人も居るんじゃないか…と思った人もいるかもしれません。

一発逆転を夢見ている人には気の毒ですが、こういう奇跡的なケースはまずありません。期間が長くなれば長くなる程、投下した資金が多ければ多いほど大数の法則に従って傷は深くなっていきます。

末期のギャンブラーになると、「それでも勝つことはある」という台詞を吐くようになりますが、救えませんよね。初期の勝ち逃げでも奇跡的な確率なのに…

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ところで、ここまで「当たったらすぐやめろ」「当たらなくてもすぐやめろ」というつまらない話を長々としてきましたが、こんな事をやってはたして楽しいでしょうか?楽しくない、というか馬鹿馬鹿しいですよね。そりゃ1億円当たれば楽しいでしょうが、このやり方だと確率的にまず当たりませんし。

一方でギャンブルを長々とダラダラと続けるのはそりゃあ楽しいです。しかしギャンブルを楽しむということは即ち必敗を意味します。ギャンブル的な投資を趣味として楽しむ人にも同じ事が言えます。

どっちにしてもギャンブルは馬鹿馬鹿しいのですが、馬鹿馬鹿しさも人生の一部なので否定はしません。

上記は期待値がマイナスのギャンブルの話です。期待値がプラスのギャンブル(のようなもの)と言われる株式投資ではどうでしょうか。ここでも実は意外と最初に勝つことが重要になってきますが、あまりこの事が話題になる事はありません。


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パチンコホールの売上、参加人口、活動回数

パチンコ・パチスロ人口自体は激減しています。この資料だと平成7年には3000万人弱だった遊戯人口は平成26年には1000万人ぐらい、3分の1に激減しています。

ちなみに減ったのは主に20代から30代の若い層です。もう若者にはギャンブルに突っ込むおカネも残ってないんでしょうか。老人は年金を突っ込んでいるんでしょう。

ただ売上はピークの30兆円から25兆円ぐらいにしか減っていません。一人あたりの負け額は昔の2倍から3倍になっているということで、なんというか、悲惨なデータですね。

それにこの売上凄すぎるでしょう。グループ企業でこの売上に勝てるのはトヨタぐらいです。セブン&アイHDや三菱UFJフィナンシャル・グループの5倍ぐらいですね。

パチンコ・パチスロ業界は遊技人口が減り続けているので、斜陽産業だと思われています。パチンコホールは東証に上場できない空気があるので上場してませんが、パチンコ台のメーカーは上場しているので関連株を買うことはできます。

ギャンブル関係など、反社会的性格のある上場企業の株は買わない、買えない人も多いですし、前述の斜陽産業のイメージで株価は安く放置されがちです。

それに配当も多い銘柄も多いですね。全然知らなかったんですが、前年にまたパチンコ台の規制強化があったらしくて、株価が上がる要素があまり無いんですが、配当をもらうには向いていたりします。潰れそうにない会社を選ぶ必要がありますが…

しかしこの売上高を見たら減少傾向とはいえまだまだ全然いけるじゃないですか。今の主要顧客の老人層が自然に居なくなるまであと20年ぐらいあるでしょうから、余裕を見てあと10年ぐらいはいけるんじゃないかと。

バカ相手の商売は儲かるってことです。

「馬券裁判」の卍氏は現在、ブログで自らの馬券術を公開しています。

卍の投資競馬術

このうち、氏の馬券術の肝になる独自指数「卍指数」は現在有料で提供されています。

卍氏は予想屋ではありません。「投資競馬術」は競馬の着順を予想せずに、この「卍指数」を駆使して馬券の買い方と資金管理で勝とうというものです。

この記事のカテゴリが「金融リテラシー」なのは、この有料情報をどう考えるかでその人の金融リテラシーがある程度分かるからです。

普通に考えれば回収率が100%を超える「競馬必勝法」を公開(たとえどんな高額でも)するはずはありません。

同じ馬券術を使用する人が増えればオッズが下がり回収率が100%を割る事が懸念されます。

公開の理由を卍氏は著書でこう説明しています。

私が「卍指数」を公開しているのは、今後の分析や研究によって「卍指数」を超える独自指数を作り出すことが可能だと思っているからです。
「卍指数」は、まだまだ未完成な指数です。

まだまだ未完成な攻略法で、いずれ最終バージョンの指数が完成すれば価値が無くなるので、それでもよければ有料で公開するよ、という事でしょうか。

一般的に言えば、公開される必勝法の類は既に通用しなくなったものか、あるいは最初からデタラメの詐欺です。効果が無い攻略法を売るという点ではどっちにしても詐欺かもしれません。

では卍氏は詐欺師のたぐいなのでしょうか…?

しかし卍氏の競馬収支について言えば大幅なプラスでこれは税務署が確認ずみです。

さらに最高裁まで争われた「馬券裁判」によって卍氏の「投資競馬」の利益はギャンブルによる「一時所得」ではなく、ハズレ馬券を経費とする事ができる「雑所得」であると認められています。

いわば裁判所が認めたプロ馬券師です。

しかしだからと言って、この有料情報を買うかどうかは意見が別れると思います。「金融リテラシー」の極端に低い人は卍氏の実績に惹かれて何も考えずに買うかもしれません。高めの人は普通は買わないでしょう。

ただそれで終わらせるには惜しいぐらい面白い話です。卍氏が現在おカネに困っているのは確かです。私は著書を買う事によってこの馬券の神様への「お布施」を済ませましたので、買いませんが…

初心者向けの解説では、PER(株価収益率)は12倍から15倍くらいが妥当である、としています。業種によっても違いますが、まあ感覚的には妥当な気がしますね。

株式のPERの平均が15倍くらいとすると、それはなぜかあなたは説明できますか?このあたりは中級者レベルでもあいまいになっている人が多いと思います。

現金を他の資産に換える時は、誰でも期待(確定)利回りを計算します。

定期預金なら1パーセント以下。
長期国債なら2パーセント以下(最近はゼロコンマが定着…)。
株式なら6~7パーセント。
不動産なら7~9パーセントぐらいでしょうか。

このうち、定期預金や国債は確定利回りなので誰でも厳密に計算しますね。
株式や不動産の場合は、期待リターンなので、まあぶっちゃけ皆適当に投資してます…

株式の期待リターン6~7パーセントというのが、PER(株価収益率)で言うとだいたい15倍ぐらいに相当します。

計算式は、

期待リターン(パーセント)=1株利益÷株価×100

例えば期待リターンがXパーセント、1株利益が100円で株価が1500円だとするとPER(株価収益率)は15倍ですが、期待リターンは何パーセントでしょうか?

100円割る1500円で、0.06666(×100)…つまり6パーセント後半ですね。

PER15倍の株を買うということは、だいたい7パーセント弱の利回りを期待して買っているということになります。

初心者がよくやるPER10倍以下の株に絞って買うというやり方は、利回り10パーセント以上を期待していることになります。これは株式の歴史的利回りを大きく上回っています。あまり信用されていない分利回りが高い株に絞って買うという、かなりスケベな買い方です。

もっとも上級者の割安株投資もやっている事は同じですが、違うのは銘柄選択の腕でしょう。

他には大不況時に主要銘柄のPERが軒並み10倍を切るような局面がありますが、こういう時に投資するのは割安株投資というよりは市場全体に対する逆張り投資ですね。

あとは計算の前提となる現在の株価と来季予想の1株利益が妥当かどうか?にかかってきますが、未来の収益の予測は困難ですね…だから株式投資は面白いのですが、基本的な考え方はこんな所です。
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