カテゴリー:資産運用関連

マイナンバーの届出は2018年末までですが、届出率はいまだに5割を切っているようです。


政府は16年、行政の効率化などを理由に、3年の猶予期間を設けた上で届け出を義務化。通知せずに期限を過ぎると「違法状態」(内閣府番号制度担当室)となる。ただ、罰則などはなく、届け出をしなくても、株式売買など取引への影響はないという。


「違法状態」とは穏やかではありませんが、罰則が無く実際の株取引に影響が無いのなら、放置していてもかまわないと言えなくもないかもしれません。

この点が2017年末が期限だったNISA口座とは事情が異なります。

NISA口座は「マイナンバー」の届出と「非課税適用確認書の交付申請書」の提出をしないと、2018年以降は既存のNISA口座が利用できなくなるという制約がありました。

そのため期限に気が付いてNISA口座で投資を続ける意思のある人のほとんどは届出をしたと思われます。

しかし今回はたとえ「違法状態」になったとしても、罰則がなく実際の株取引に支障がないのだから、放置しておいて何か問題が起きてから考えるかという、なんというか不真面目な人も出てきそうです。

銀行口座の場合は今年からマイナンバー提出が任意で始まっているそうですが、やはり強制力がありません。

NISA口座が厳しかったのは非課税口座だったからで、税金が絡んでいます。

年末に向けてしばらくは証券会社からマイナンバーの提出期限の告知が多くなりそうです。

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むかし「パチンコで食ってる時点で負け組」と言った人がいます。確かその人はパチプロだったと思うので、自嘲の言葉なのでしょう。

パチンコ愛好者はいくら負けているか分からなくなっているような人が大半ですので、そういう人から見たら期待値マイナスのギャンブルであるパチンコで勝ち越してプラスになっているだけで凄いと思うかもしれません。

しかしそれで食ってる人にしてみればプラスになるのは当たり前で、やっとスタート地点に立ったに過ぎません。

そしてパチプロは純然たる肉体労働なので、自分ひとりで打つ限り、きつい割にはいくら勝てるようになったとしても知れています。

だからパチンコで食ってる時点で負け組、という自嘲の言葉がしみじみと出てくるわけです。

パチプロになったら一刻も早く稼いでパチプロを卒業して次のステップに行かないと詰んでしまいます。


短期売買を繰り返す株のトレーダーにも同じ事が言えます。

専業トレーダーは目指すものではなく気が付いたらなっているものでしょう。専業トレーダーを目指しているレベルで専業になるのは危険過ぎます。

株の場合はパチンコと違って賭け額を増やせるので、勝ちが積もって金額が大きくなって生活費のレベルを超えればもう切った張ったの危険なトレードはしなくても済みます。

小さいロットで勝負を繰り返していつまでもそのレベルを超えられないと、一時的には食えてもいずれはパチプロと同じ事になってしまいます。


配当金だけで生活費を賄えるようになればもう、「株で食ってる」とは言わなくて済むでしょう。

「専業投資家を目指す」というのは負け組を目指すと言ってるのと同じです。

もちろん無限に勝ち続けられる人は別ですよ。そんな人は殆どいませんし。

ちなみに専業投資家とは言いますが専業投機家と言ってるのは聞いたことがありません。イメージが悪いからでしょうか。


どうせ目指すなら投資家ではなく投資なんかしなくても生きていける資産家を目指すのが理想です。

もちろん投資をしても良いのですが、運用益をいっさい当てにしないので専業投資家と肩肘を張って名乗ることはないでしょう。

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マゾヒストとは肉体的・精神的苦痛を受ける事に喜びを感じる人の事。

投資歴10年というのはそれだけあれば強気相場も弱気相場もひととおり経験できるだろうということです。

ただ、今の強気相場もそろそろ10年近くになるので年数にあまり意味は無くだいたいの話です。


人に投資を気軽にすすめる気にはなりません。

相場の常として、良いときと悪いときの落差が激しく、悪い時には誰も興味は持たないし、良い時にはとにかくてっとりばやく儲けたい人(大衆投資家はそうしたものです)が話を聞きにやってきます。

誰もかれもが儲けた人の話を聞きたがるような状態になったら強気相場の末期で、買った人は皆最終的には損するでしょうから、すすめた人は恨まれるだけです。

適切な投資対象なら下落局面でも買い続ければいずれプラスになるって?

確かにそうです。

しかしそんな辛抱強い人なら自分の所へなんか話を聞きにきません。自己責任を理解しているので人を恨むこともありません。

勝手に収入を増やし勝手に投資して資産形成に成功しているでしょう。

自分の所に話を聞きにくる時点で見込みがない。自分で言ってて悲しくなってきますね……


投資を人にすすめずらいのは、投資に爽快感が無いからです。

積みたて投資なんかまさにそれで、下落局面でも含み損に耐えて買い続ければいつか儲かるよ!と言われても……

なんでそんな苦行をしなくちゃいけないの?と思うのが普通でしょう。バカなの?マゾなの?


人生100年時代だから節約して投資して資産形成しなければならない、というのも大多数の人の心に響かないでしょう。適度にお金を使いながら投資せず政府に文句でも言ってた方がラクだし楽しいでしょう。

政府の投資を奨める広報がありますが方向性を間違えてるんじゃないかと思います。


とにかく、何もかもわきまえた上で、それでもなお心から株が楽しいと言う人は真正のマゾヒストか何かだと思います。

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国内個人投資家と、海外機関投資家の投資行動はだいたい正反対になっています。

素人投資家(日本の個人投資家)の習性として、逆張りが大好きです。

株価が新高値を毎日更新するような局面では、たいてい個人投資家は売っています。

連日最安値を更新するような局面では買っています。つまり逆張り。

その場合は、海外機関投資家はその逆、順張りです。

国内個人投資家が売った株を海外機関投資家が買っていたり、国内個人投資家が買った株は海外機関投資家が売ったものである事が多いわけです。

鏡合わせになっているわけですが、海外機関投資家がいつも勝って、国内個人がいつも負けているという話ではありません。

株価が一定のレンジを行ったり来たりするボックス相場では高すぎる株価で売り、安すぎる株価で買う逆張りの方が儲かるからです。

日経平均自体がこの20年ばかり急騰と急落を繰り返しながら1万円前後と2万円前後を行ったり来たりしていた事情もあるので、自然と逆張り思考になるのも無理はありません。

ただ株価は勢いがつくと行きすぎる傾向があり、ボックスより行き過ぎる相場の方が値幅が大きく儲かるため順張りの海外機関投資家がいつも勝っているような印象を受けるわけです。

逆張り自体は悪い事ではありません。

専業の投資家は殆ど逆張りだと思います。

逆張りを成功させるには下値のメドが分かっていること、流れに逆らわない事、資金計画(ナンピン計画)がしっかりしている事、が必要です。

失敗する逆張りは、下値のメドがついていない(底が抜けてから考える)、流れに逆らう(下がり始めてから買って底まで付き合った挙句に投げる)、資金計画が出来てない(下手なナンピン素寒貧)です。