カテゴリー:税金・確定申告

来年は無職から自営業にジョブチェンジする予定なので、今は青色申告する為に会計ソフトを試しています。

簿記の勉強もしています。簿記の本を読むとよく、ドイツの文豪ゲーテは「複式簿記は人類最高の発明」と言った、と書いてあります。偉人は人類最高とか最大が好きですね。

過去の関連記事:アインシュタインは「複利は人類史上最大の発見」と言ったか?

ゲーテは本当に「複式簿記は人類最高の発明」と言ったのでしょうか?

この流れでもう分かると思いますが、はい、本当は言ってません。簿記の本を読んでいると誇らしげにゲーテの名前が出てくるので、業界の権威づけに使われているんでしょうね。ハッタリですな。

正確な所はゲーテが言ったのでは無く、ゲーテの書いた小説の登場人物が言っているのです。

複式簿記が商人に与えてくれる利益は計り知れないほどだ。人間の精神が生んだ最高の発明の一つだね。

ゲーテ「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」より

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈上〉 (岩波文庫)

小説の登場人物が言ったからと言って、それが作者の思想だとは言えないでしょう。あくまで小説の中の話です。

ただし、ゲーテが複式簿記の凄さを強調したかったのは間違いないでしょう。

18世紀末期、ドイツの作家ゲーテは複式簿記の知識の重要性を認識しており、ワイマール公国の大臣であった時に学校教育に簿記の授業を義務付けたと言われている。

Wikipedia 複式簿記

複式簿記は誰かの発明というより、地中海世界で自然発生的に出来たものを誰かが体系化したようです。日本は江戸時代まで大福帳でやっていました。大商人は独自の工夫で複式簿記に近い機能を持つ帳簿の付け方を開発していたようです。

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配当金生活の特徴は、当然ながら配当所得が大きいことです。配当所得といっても一般サラリーマンの株式投資のレベルではなく、生活費を賄えるぐらいのまとまった額です。

そして配当所得には譲渡所得と違って配当控除というものがあります。配当控除は所得税(所得税上の所得ではなく)から控除される強力な控除です。そのため源泉徴収ありの特定口座から、譲渡所得を申告せず配当所得のみを申告することによってかなりの還付を受けることができます。

このさい問題なのは申告分離課税の時はゼロだった所得が、総合課税で数百万ということになると各方面に影響が出てくるということです。具体的には国民健康保険料、住民税が上がります。私はやりませんが、年金の免除もできなくなりますね。

それでも配当控除が強力なので、配当金生活では国保と住民税が上がってもトータルで見て確定申告はした方がいい場合が多そうです。

ここまで考えたら頭が痛くなってきますね。確定申告した方がいいといっても、わずかな違いなら手間を考えたら申告しないというのもアリですし、それにアフィリエイトやアルバイト、FXやソーシャルレンディングなどの収入が加わってきたらさらに損益分岐点の計算が複雑になってきます。

配当金以外の収入が増えてきたらやはり源泉分離課税の方が無難になってくるんでしょうか。

そもそもなんでこんな面倒臭い事を考えなきゃならんのですかね。配当金は企業の税引き後の利益から出されているものなので、配当金に課税するのは本来2重課税なんですよ。配当金は無税にすべきです。

あ、だから配当控除があるのか…

それなら最初から無税にするべきですよ、やっぱり。税金はなるべく複雑にした方が税収面のメリットがあるんでしょう。税理士の飯の種でもあるんでしょうね。

※2017年4月追記
この件について画期的な税制変更があり、悩みが解決しました。詳しくは関連記事を参照して下さい。↓
関連記事:【超朗報】上場株式等の配当等の課税方法、実質見直しで所得税と住民税を別々に分けることができる!【配当生活に追風】


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正月からカネの話で申し訳ないのですが、そういうブログなのでご了承下さい。配当金生活の税金(確定申告)についての話です。

なお私は今までに確定申告を数回した事があるだけのド素人ですので、そこもご了承下さい。間違った事が書いてあっても一切責任は取りませんし、こっそり指摘していただけるとありがたいです。

まず私の場合の条件として、証券口座は源泉徴収ありの特定口座です。配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」です。年間の株式譲渡損益はプラスです。もしマイナスになっていれば特定口座内で自動的に損益通算がなされて自動で還付を受けられるので、確定申告の必要はありません。トータルで損失が出て翌年以降に損失を繰り越す場合は、特定口座でも確定申告をする必要があります。

ここまでですでにややこしいですが、なんとかここまでは間違っていないと思います。源泉徴収ありの特定口座では、原則確定申告をする必要はないのですが、損失を繰り越す場合以外では、確定申告をすることによって多くの還付を受けられるケースもあります。特に配当金が多い場合は。

続きます。


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