カテゴリー:セミリタイア(早期リタイア)

生きていればやる事なんて無限にあるでしょうから、セミリタイアしてヒマじゃないですか?という質問の意味はよく分かりません。

ただ何というか本当に人に与えられた仕事しかやる事がない、何をしても良いと言われたら途方に暮れる、という種類の人が世の中には結構存在する事は知っています。

年を取るごとに気力体力、好奇心や新しい事をするという意欲が減退するからかな?と思ったのですが、よくよく考えてみれば10代の学生ですら自由な時間が増えると何をしていいか分からない、という人はいます。

自分の学生時代の個人的な遠い記憶をさぐってみると、高校までの受験勉強が終わって大学生になってみたら何をしていいいか分からん、部活や受験勉強があった高校時代は良かった、なんて友人もいたような気がします。

これは生まれつきの資質なんですかね?

セミリタイアしたら家でテレビでも見ながらゴロゴロしてるイメージで、ヒマじゃないですか?と言われてるのなら、理解できます。休日のジャージ姿のお父さんとか、定年退職してずっと家に居て奥さんにうとまれてるお父さんのイメージです。

いや、多分これだな。

仕事の有無や趣味の有無に関係無く、つまらない考え方の人はどんな人生を選んでもヒマでつまらない人生をおくるでしょう。セミリタイアする事とヒマで困る事の直接の関係はありません。

セミリタイアしてヒマじゃないですか?という質問自体がくだらなさ過ぎてあくびが出そうですし、そんな質問をする人の貧困なイメージが、皮肉じゃなくて本心からかわいそうになってきますね。

1 住民税

サラリーマン時代の所得税は源泉徴収されて、会社を辞めたその年に既に払っている状態です。よって所得税については会社を辞めた後に追いかけてくる事はありません。むしろ年末調整を受けていない分は確定申告すれば払い過ぎた税金が戻ってくるので、面倒臭がらず必ず確定申告しましょう。セミリタイア後は確定申告は必須科目になります。

問題は住民税で、住民税の額は前年の所得に課税されて決まるのでサラリーマン時代の税金が追っかけて来ます。具体的には前年の1月~12月の所得に課税されて翌年の6月ごろまでに住民税決定通知書が届きます。これを6月・8月・10月・翌年1月に分けるか、希望すれば一括で払います。

また辞めた年の1月から辞めた月までの請求がその翌年に来ます。サラリーマン時代の住民税の課税の影響が無くなるまでに通常2年かかるという事です。

特に初年は高給取りだった人ほどびっくりするほど高額になる……のであらかじめ精神的な対ショック体勢を整えておきましょう。サラリーマン時代も給料から引かれていただけで粛々と払っていたものなんですけどね。

2 国民健康保険

一番キツイのはこれでしょう。

在職中の健康保険組合の任意継続制度があるはずなので、国民健康保険に切り替える時期は比較検討して決めて下さい。保険の内容はだいたい一緒なはずです。

問題なのは退職によって所得がゼロか半減した状態でも昨年の所得で納付額が計算されることです。給与所得者の場合は事業者が折半してくれていましたが、早期リタイア後は全額自己負担になり負担感が増します。

サラリーマンは色々天引きされる(目先の手取りが減る)から損だと考えている人がいますが、とんでもない話です。サラリーマンは手厚く保護された身分なのです。

3 国民年金

厚生年金に加入していた人は国民年金に切り替えになります。健康保険を国保に切り替える人は役所で手続きを同時にやれば一回で済みます。

国民年金は免除制度があるので失業したりすれば数分の一から全額までの免除を受ける事ができます。もちろん免除を受けた分は将来の年金受給額も減る(最大で半減)ので、制度を利用するかどうかはよく考えましょう。私の場合はよく考えて利用しない事にしています。

とにかくキツイ話しかない3大支出ですが、どうせ払わなければならないものなら、少しでも減らす努力をしましょう。

健康保険については任意継続制度や家族の扶養に入る方法、国民年金については前納制度を利用して多少でも納付額を減らすことができます。

他に精神的に大きいのはクレジットカードやセブンイレブンのnanaco払いでポイント還元を受けて実質的な支払いを減らす方法です。

ポイントがもらえて嬉しい、とポジティブに考えることによって気持ちよく(?)払うことができます。

とにかく何も対策しなければ払うお金が減る事はありません。

クレジットカードはカードによって還元率に差があります。一般的な還元率は0.5%ですが、大金だけに還元率の差は馬鹿にできません。

探せば還元率が1%を超えるカードはいつの時代でもあるはずなので検討して下さい。

注意点として国民年金保険料のカード払いでポイントが付かないカードがあります。現時点では三井住友系やドコモのdカードなどです。nanacoに至ってはチャージでポイントが付くクレカの方が圧倒的に少ないので、カードの選定は慎重に。

若くして仕事を辞めて再就職もしていないと、「仕事を辞めて何をしているのか」「何をして生計を立てているのか」という質問を受けることがあります。

どういう会話の流れでそういう質問が出たのかにもよりますが、霞を食って生きてる訳はなく、もちろん生計の道はそれぞれあるわけで、あまり意義のある質問とは言えません。

平たく言えばくだらない質問です。

こういう質問をする人は別に他意はなく、本当に何をしてるのか知りたいのでしょう。

仕事をしていない=無職の人間をどう扱っていいか分からないから聞いているのです。

彼らも無職の人間を前にすると居心地が悪いのです。

ならば、「仕事を辞めて何をしているのか」という質問に対するベター(無難ともいう)な回答はこれでしょう。

Q 「仕事を辞めて何をしているのか」
A 「(自営業で)仕事をしています」

ここで間違っても無職で何もしていないとか、求職中であるとか言ってはいけません。

この際たとえウソでも自信満々に「自営業ですが何か?」という顔をしておくべきです。

無用のトラブルを避けるにはこれしか無いでしょう。

まるっきりのウソをつくのも自分の居心地が悪くなるので、セミリタイアした人は何でもいいから(赤字でもいいから)本当に自営業をするのをおすすめします。

初期費用があまりかからないという点で最適な職種の第一候補はやはりネット関係で、仕事の内容を聞かれたらネット関係と言っておけばおおむねそれで済みます。

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セミリタイアして全く収入が無い場合、資産は一直線に減り続けるのが普通のはずです。

そうならないために、セミリタイアする人は何らかの副収入を確保したり、軽く労働(軽くというのがセミリタイアのゆえん)したりして、資産の減少カーブの傾斜ぐあいをゆるくさせるはずです。

ただ私の場合はセミリタイアして5年目ですが、資産は毎年増え続けています。

私だけかな?と思うと、ここ数年更新している他のセミリタイアブログを見ても資産が激減している人はまれで、ほとんどの人は減っていないか逆に増えているようです。

もっとも、資産が激減した人のブログは更新が止まるはずなので、そういう事情もあるかもしれません。

セミリタイアして収入が減ったのに資産が増え続けるという怪現象の原因ですが、これはもう明らかでしょう。何年も続く株高、強気相場が原因です。

セミリタイアした人のほとんどが、なんらかの形で直接的間接的に株式投資をしていると思われるので、その恩恵をフルに受けているのです。

日経_convert_20180322190224
日経平均の10年チャートです。

NY_convert_20180322190248.png
NYダウの10年チャートです。

この際日経平均の方は考えなくていいでしょう。どうせNYダウが下がれば日経平均も下がるのです。

NYダウのチャートで言うと、一直線の上げ相場も9年目に突入しました。ここを超えて10年目もあるのでしょうか。


株式市場200年の歴史を振り返ってみても、10年以上連続で続く強気相場は数回しかありません。

コイン投げの場合は10回連続で表が出ても、11回目も表が出る確率は変わりませんが、株式市場の場合は景気循環のサイクルがあるので、そうもいきません。

もし景気後退が来て、数年続く下げ相場に突入した場合は、セミリタイアした人で資産に占める株式の比率が高い人は一直線に資産が減り続けるでしょう。

その時のために、株価の上昇をあてにしない、株価の上昇に頼らない生活設計は必要です。

配当金生活で言えば、業績が悪化してもそう簡単には減配しない余裕のある銘柄をポートフォリオの主力に据える作業は必須でしょうね。
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