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フードデリバリー用語集

たまにはブログ更新しなくっちゃ、と思ってフードデリバリーの用語集を作る事を思いつきました。

とはいえ、UberEats用語集みたいなものは検索すればネットに転がっているので、ここでは現役の配達員としてもう少し詳しく踏み込んだ内容にします。用語集というよりミニコラムみたいな内容かな。

配達員の間だけで通用する業界用語、隠語のようなものだけではなく、一般の方にも意味が分かって興味を持って貰える内容になれば良いなと。



【ケチャップ(案件)】

Uberでマクドナルド配達時に配達メモに「ケチャップ下さい」と書いてあること。
通常Uberの注文アプリには「その他の指示事項(レストランへの注意事項をご記入下さい)」という項目があるのだが、何故かマクドナルドの場合は存在しないので困った客が配達メモに書き込む事になる。極まれに「ピクルス抜きで」等のバージョンもある。どう対応すべきかは配達員によって意見が分かれる所であるが、Uber及びマクドナルドには何でこんな仕様にしてるのか問い詰めたい。



【ピック(ロングピック・ショートピック)】

配達員が店舗から商品を受け取る事。ピックアップの略。ロング・ショートは配達リクエストを受けてから店舗までのピック距離の大小を表す。注文者・店舗・配達員の3者の立場からこのピック距離について考えてみよう。

注文者からすればピック距離は短い方が良い。ロングピックの場合配達時間が無駄に長くかかる可能性があるからだ。ただし店舗での待ち時間が発生する可能性を考えると結果的には変わらないかもしれない。
店舗からすればピック距離は関係無い。距離に関係無く料理が出来上がるタイミングで配達員が到着するのが理想的。早く着きすぎても邪魔だし遅すぎても困る。
配達員からするとどうか。これは会社によって、配車システムと報酬体系によって大きく異なる。

Uberの場合、以前はピック距離に報酬が発生しなかったので距離は短い方が良かった。この為ロングピックは拒否されやすいので店舗の近くに配達員が居ないといつまで経ってもマッチングされないという問題が生じていた。マクドナルド店舗に張り付いて待機する配達員が多いのも問題だった。新報酬制度ではピック距離(正確には時間)にも報酬が発生するのでこの問題は解決されると思われる。また元々AIによる配車の最適化で店舗での待ち時間は短め。

フードパンダの場合も距離報酬が発生するのでピック距離の問題は無い。ただ店舗での待ち時間が長いのにその時間には料金が発生しないのでロングピックをゆっくり走った方がお得感はある。もともとの報酬が業界トップクラスの高報酬なので今はさほど問題になっていないが将来報酬値下げが来た時はショートピック時の待ち時間が大問題になりそう。

Woltの場合はピック距離に対して報酬が発生しないというやや古いシステムになっている。シフトに入ると原則全てのリクエストを受けないといけないので嫌でもロングピックもこなさないといけない。またWoltの場合シフトに入らないでいわばフリーの立場でオンラインする事も可能になっている。この時はロングピックは拒否するのが基本になる。

menuの場合はピック距離に対して報酬が発生するのみならず、報酬全体に対する距離報酬の割合が非常に高い。この為ロングピックをいかに受注するかが高報酬を得る鍵になっている。逆にショートピックは報酬が安い上に、フードパンダ同様確実に待ち時間が発生するので良い事が無く嫌われる。

出前館の場合はピック距離もドロップ距離も関係無く1件いくらの固定報酬制度になっている。この為ロングピックは早押しに負けた配達員が嫌々受注する事になる。

以上、注文者と店舗からすればピック距離に大した意味は無いが、配達員にとっては大問題である事が分っていただけると思う。注文者と店舗にとって問題なのはショート又はロングピックを嫌う配達員の事情によってマッチングが成立しない事だ。この問題を根本的に解決しようとしているのは現状ではAIによる最適化を続けているUber社だけと言える。



【遠征】

UberEats等で登録しているエリア以外で配達する事。例えばUberEatsの場合大阪で登録している人が東京に移動した場合、アプリを起動するだけで即日仕事できるようになっている。Uber遠征のデメリットとしては登録エリア以外で稼働するとインセンティブが付かない仕様になっている事が挙げられる。登録エリアの変更は可能だが手続きに時間がかかるので遠征ごとに変更するのは現実的ではない。とはいえ北海道から沖縄まで全国どこに行っても稼働できるのは魅力がある。Woltはエリア変更が即日可能で、エリアを跨いでもウィークリーボーナスが付く仕様なので遠征向き。Uberが無い都市に積極的に進出しているのも良い。menuも唯一47都道府県にエリア拡大していてデメリットもないので遠征に向く(鳴るかどうかは別問題だが)。



【ピンずれ】

正しい配達先住所とマップ上のピンの位置の相違の事。配達遅延、誤配の要因になる。ピンずれの原因はアプリの不具合か注文者の入力ミス。程度の差はあれほぼどのサービスでも発生する可能性がある。各社のピンずれの原因や対処方法について記述するといくらスペースがあっても足りないので、一番確実な対処方法だけ示すと、それは注文者がマップ上に目視で直接確実にピンを刺す事である。Uber、Wolt、menu、フードパンダ等にはこの機能がある。



【ウバッグ】

UberEatsロゴ入り配達バッグの通称。何度もモデルチェンジしているが、Uberイメージカラーの黒か緑の箱型の大きなバッグというのが基本形で、UberEatsのイメージを象徴している。この為ウバックを背負っていると他社の配達をしていようがプライベートの使用だろうが「あっウーバーイーツだ」と言われる事請け合い。支給(デポジット制)されていた時代もあったが現在はAmazonで購入する形式になっている。その為、実は配達パートナー登録しなくても誰でも購入する事が出来る。値段(4000円)と機能性のバランスが優れているのでUberに限らずデリバリーでの使用率が高い。最近(2021年)また緑色のウバックがラインナップに追加された。




【配達パートナー】

配達員のこと。Uber社始めフードデリバリー各社は絶対に配達員とは呼ばず配達パートナーと呼ぶ。出前館は業務委託配達員と呼びアルバイトと区別する事もある。フードデリバリー業界が配達パートナーという従来の日本語に無い珍妙な名称に拘る理由は、あくまで直接雇用する従業員ではなく、業務委託契約を結んだ個人事業主である事を強調するためである。これにより労働法の対象外(と主張している)になり労働保険を掛ける必要が無くなる。この契約形態については各国で裁判の事例がある。



こんな感じで思いついたら追加していきたいと思います。

【フードデリバリー初回注文割引コード】
UberEats:eats−ga1rtb
menu :f31v5h5
wolt:PGPDW
※割引金額は時期により変動します

 

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員生活を始めた結果。いくら稼いだのか?

Uber Eats(ウーバーイーツ)、ぶっちゃけた話、いくら儲かるの?というのは気になるところですよね。

私の住んでいる街はまだUber Eats(ウーバーイーツ)のエリアに入っていないので、大阪市まで遠征した結果です。

稼働日数 18日
配達件数220件
売上 10万2664円
オンライン時間100時間

オンライン時間で単純に計算すると時給千円ぐらい、大阪市の最低賃金が2020年現在964円なので、何とか上回る程度でしょうか。

ただオンライン時間はウーバーのドライバーアプリでいつでも配達を受け付けますよ、という状態にしている時間の事です。実際は配達の無い待機時間もそれなりにあり、その時間を計算に含めないとすると時給はもう少し上がりそうです。

ウーバーイーツの紹介で時給2千円~3千円という景気の良い数字が並ぶ時は大抵この実働時間をシビアに計算しているはずです。待機時間も働いている時間のうちと考えるなら、長い目で見ると時給は1000~1500円ぐらいに落ち着くのではないでしょうか?私も新米配達員なのでこうとは言い切れないですが、市場原理から言ってもウーバー配達員だけが特に高給になる理由もなさそうです。

ピーク時間の配達に報酬が加算される仕組みや、一定期間の配達数や雨の日の配達などに応じたインセンティブがあるので、そういった時だけ稼働すれば時給は上がりますが、そういういわば見かけの数字だけ見て始めると失望するかもしれません。特に最初はなかなか厳しいかなと。

あと売上とは別に新規配達パートナーが130回の配達をこなすと貰えるボーナスが11000円、それと紹介制度で5000円貰いました。これ目当てにとりあえずやってみようといった所でしたね。

大阪市までの交通費と滞在費用、必要な装備やレンタル自転車代などの経費で5万円ぐらいかかってるので儲けとかは殆ど無いです。今後に向けての経験とネタになったので満足はしてますが。


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Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員生活始めました

2020年1月から、料理宅配サービスUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員(配達パートナー)になりました。

配達員と言っても就職したとか採用面接を受けたとかはなく、やった事はパートナーセンターに出向いて手続きをして、配達員としてのアカウントを有効にしただけ。その場で配達バッグを受け取りすぐに配達が可能になります。

以前からUber Eats(ウーバーイーツ)はセミリタイア生活と相性の良いサービス、働き方だと思っていました。対象エリアも順次拡大しているので今回まずは登録した訳です。

セミリタイアとUber Eats(ウーバーイーツ)が相性の良い点として、

・雇用、被雇用の関係(雇用契約)が無い

せっかくセミリタイアして自由になっても、なんらかの理由でまたアルバイトや正規・非正規の労働者として働きだすと時間的にも人間関係的にも制約やしがらみが生まれます。これでは何をやってるのか分かりません。Uber Eats(ウーバーイーツ)の場合はあくまで料理を提供するレストランと配達する人をUber社がマッチングするサービスなので、そういった縛りがありません。

これはUber社にとっては雇用に関するコストを一切削減できる為有利なシステムである反面、労働者としての配達員(雇用関係が無い事を強調する為Uber社は「配達パートナー」という呼称に拘っている)にとっては保険も補償も自前、経理も全部自分でやる(自営業者という建前だから当然)事になるので不利なシステムです。法律的にはグレーな部分もあるようです。

ただもともと環境は全部自分で用意していた、独立志向のセミリタイア者にとってはこのシステムはありがたい訳です。労働者としての手厚い権利や補償を求めていたら結局はセミリタイアではなくただの普通の社員になってしまいますからね。

・サービスエリアの拡大傾向

2020年1月時点で東京エリア 横浜・川崎エリア 千葉エリア 埼玉エリア 大阪エリア 京都エリア 神戸エリア 名古屋エリア 福岡エリア 広島エリア(2月中旬開始予定)がサービスエリアに入っています。

さらに2020年3月以降は岡山市、福山市、松山市、高松市、仙台市などの地方都市にもエリアが拡大されるようです。中程度の規模の都市でもサービスが始まる事を考えると、いずれ全国の都市でサービスの利用が可能になるでしょう。

これもセミリタイアには相性の良い点で、配達パートナーとしてアカウントを有効化しておけば、いつ全国どこの都市に移住しても、その日から収入を得る手段があるという事になるはずです。移住ではなく短期の滞在でもすぐその日から稼げますね。

・運動不足の解消

セミリタイアすると運動不足になりがち、これはもうどうしてもそうなります。運動が趣味の人でも、サラリーマン時代と比べるとやはり単純に全体的にカロリー消費、活動量が減っているはずです。それまで働いた上で余暇に運動していたはずですからね。というわけで、お金が貰えて運動もできるというのはモチベーションになります。Uber Eats(ウーバーイーツ)はオートバイでも配達できますが、運動という観点ではやはり自転車での配達の方に魅力があります。

・収入の調整が容易

セミリタイアですから基本的に自営業です。年度の後半、年末などに控除枠に余裕があるからもう少し稼ぎたい、あるいは税金や保険の関係でもうこれ以上稼ぎたくない、という時にUber Eats(ウーバーイーツ)の労働形態だと調整が容易です。ブログやアフィリエイトなどのネット収入は水物な所があるのでこうは行きません。ネット収入や不労所得と組み合わせると、セミリタイアの収入源としては理想的です。

他にもまだまだセミリタイアとの相性の良さはありそうですが、長くなりそうなのでとりあえずはこの辺りでいったん終わります。

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